うちの子がSassyの絵本に初めてはっきり反応したのは、生後7か月ごろでした。生後10か月には自分で本棚から取り出して開くほど、好きなシリーズになっています。
わが家では『もぐもぐ』『にこにこ』『ぽけっと がおー!』の3冊を購入しました。いつごろから楽しめたのか、なぜこの3冊を選んだのか。実際に使ってみた感想に加えて、動画や歌との楽しみ方、ポケット版の便利さ、最初の1冊の選び方まで紹介します。
生後7か月ごろ、初めて絵本に強い反応があった
最初に絵本を買ったのは、子どもが生まれた月のクリスマスでした。少し気が早かったものの、実際に使い始めたのはずっと後です。
そのころ買ったのは『しましまぐるぐる』『もいもい』『きらきら ぴかぴか』など。ネットでも人気の絵本を選びましたが、当時は見せても眺めているくらいで、そこまで大きな反応はありませんでした。
動画での反応を見て『もぐもぐ』を購入
生後7か月ごろ、初めてSassyの絵本を買いました。選んだのは『もぐもぐ』です。食べることを好きになってほしいという気持ちがあったのと、購入前に見せていたSassyのYouTube動画の中で『もぐもぐ』への反応が一番良かったのが決め手でした。
実際に絵本を見せると、買ってすぐにそれまでとは違う食いつきがありました。初めてはっきりとした反応を見せてくれた絵本だったので、今でも印象に残っています。
もちろん、それまでとの違いには月齢が進んだことも関係していると思います。以前の絵本を見せていたときとは、子どもの成長段階も違います。また、今振り返ると、歌そのものが好きなのかもしれません。月齢と歌のどちらがどれだけ影響したのかは分かりませんが、わが家にとって動画への反応は絵本を選ぶよい手掛かりになりました。
買い足した3冊は、どれも同じくらいお気に入り
最初の『もぐもぐ』への反応が良かったこともあり、生後8か月ごろには『にこにこ』を購入。そのすぐ後に『ぽけっと がおー!』も買い足しました。
生後10か月時点では3冊とも同じくらい好きな様子です。『もぐもぐ』が最初に強い反応を見せた作品ではありますが、今も3冊の中で一番というわけではありません。どれか1冊だけに順位を付けるのは難しいです。違いを感じるのは、反応の強さよりも絵本の題材とサイズです。
『もぐもぐ』は食べ物がテーマ
『もぐもぐ』には野菜や果物が登場します。「もぐもぐ」「あむあむ」といった、食べるときの言葉を楽しめる絵本です。わが家では食べることを好きになってほしいという気持ちから最初の1冊に選びました。食べ物を題材にした絵本を探しているなら、候補になると思います。
『にこにこ』は顔や模様を楽しむ絵本
『にこにこ』は顔や模様が中心です。白黒や赤など、はっきりした色使いが特徴的で、食べ物や動物とはまた違った絵柄を楽しめます。顔の絵や模様に興味がありそうなら、こちらも選択肢になります。
『ぽけっと がおー!』は動物の鳴き声と小ささが魅力
『ぽけっと がおー!』は動物がテーマの絵本です。「がおー!」「ぱおーん」といった鳴き声が登場するので、声の調子を変えながら読み聞かせるのにも向いています。わが家で購入したのは通常版ではなくポケット版でした。
KADOKAWAによると、『ぽけっと がおー!』は11cm×11cmで、通常版の約3分の1の軽さです。赤ちゃんが自分で本棚から取り出したり、手に持って開いたりすることを考えると、絵本の軽さも見落とせないポイントだと思います。
実際に、わが家では外出先へ持っていき、その場で読むこともあります。小さくてかさばらないので、持ち運んで読めるのが便利です。『がおー!』には通常版もあるため、購入するときは商品名の「ぽけっと」という表記や寸法を確認しておくと間違えにくいと思います。
生後10か月には、自分で本棚から取り出すように
生後10か月の時点では、自分で本棚からSassyの絵本を取り出し、開いてページをめくることもあります。こちらが渡した絵本を眺めていたころとは、ずいぶん付き合い方が変わりました。最初は見ているだけだったのに、今では自分から手に取って楽しんでいる。この変化は親としても印象に残っています。
ただ、子どもの好みは変わっていくようです。以前はSassyが一番のお気に入りでしたが、生後10か月の時点では『はじめてずかん1000』が一番になりました。それでも、Sassyの3冊は引き続きよく楽しんでいます。
動画と同じように歌って読み聞かせるのがお気に入り
わが家では、Sassyの絵本を読むとき、動画と同じように歌ってあげています。これがなかなか良くて、子どもは絵本をじっと見るだけでなく、歌っている人の顔を見つめることもあります。テンションが上がると「きゃっきゃ」と声を出して喜んでいます。
また、泣いているときに絵本を見せると落ち着くこともありました。さらに、絵本がなくてもSassyの歌を歌うだけで落ち着くことがあります。もちろん、いつも同じ反応になるわけではありません。ただ、こうした様子を見ると、絵本そのものだけでなく歌も好きなのかもしれません。わが家では絵本と歌の両方を楽しんでくれているようです。
動画だけでも十分?実際に使って感じた違い
Sassyは絵本だけでなく、動画も本当によく見ます。外食中や電車の中など、どうしても静かに過ごしてほしいときに動画を見せると、じっと見てくれることがあり、親として助かっています。正直、ここまで動画が好きなら、動画だけでもよかったのでは?と思うほどです。
しかも、前述のとおり歌うだけで落ち着くこともあります。一方で、絵本には絵本の楽しみ方があります。自分で本棚から取り出す、ページを開いてめくる、親が歌いながら読み聞かせる。こうした時間は、動画を見ているときとはまた違います。
外出先で『ぽけっと がおー!』を読むこともあるので、わが家では歌・動画・絵本のそれぞれに出番があります。どれか一つだけが正解というより、場面に合わせて楽しんでいる感じです。
持っていないSassyの絵本にも、公式動画はある?
Sassyの動画は短めなので、個人的にはもっと増えてほしいと思っています。絵本の全ページが動画になっているかどうかを細かく比較したいわけではなく、気になる別の作品も、購入前に動画で試せたらうれしいです。
Sassyの絵本には、わが家で持っている3冊のほかにも、水の生き物が登場する『ちゃぷちゃぷ』、動物が食べ物を食べる『ぱくぱく』、乗り物がテーマの『ぶるるん』などがあります。このほかにも、しかけ絵本や知育絵本が発売されています。
公式動画を調べてみると、『にこにこ』『がおー!』『もぐもぐ』にはうた動画がありました。さらに『ちゃぷちゃぷ』には、パパ版とママ版の全文読み聞かせ動画も公開されています。一方、『ぱくぱく』『ぶるるん』については今回の調査では公式動画を確認できませんでした(2026年10月時点)。動画が存在しないと断定できるわけではありません。気になる作品があれば、公式の動画再生リストも確認してみるとよさそうです。
値段も気になる。最初から3冊そろえる必要はない
Sassyの絵本は、KADOKAWAから0歳でも楽しめる作品として案内されています。ただ、実際にいつ興味を示すかは子どもによって違うと思います。わが家では生後7か月ごろに初めて強い反応がありましたが、それ以前に見せていた絵本とは月齢も異なります。Sassyだから必ず同じような反応になる、という話ではありません。
また、買い足すときに気になるのが値段です。2026年10月に出版社公式サイトで確認した税込定価は、『にこにこ』通常版が1,540円、『もぐもぐ』通常版が1,100円、『ぽけっと がおー!』が1,100円。この3つの版型を定価でそろえるなら合計3,740円です。手元の『にこにこ』『もぐもぐ』の版型や実際に支払った金額は、この計算例とは区別しています。
ほかの赤ちゃん向け絵本にも価格の幅はあります。たとえば『しましまぐるぐる』は1,100円、『きらきら ぴかぴか』は1,320円、『もいもい』通常版は1,650円(いずれも税込定価、2026年10月確認)。Sassyだけが特別に高いわけではありませんが、何冊も買い足すとなると、それなりの金額になると感じます。
だから、最初から3冊買う必要はないと思っています。わが家も、最初は動画への反応が良かった『もぐもぐ』を購入し、子どもの様子を見てから残りの2冊を買い足しました。動画だけでも十分楽しめているなら、絵本の購入を急がなくてもよいはずです。
一方で、子ども自身が本を開いたり、親子で読み聞かせを楽しんだりしたいなら、気になる題材の1冊を試してみる価値はあると思います。Sassyにはポケット版も複数ありますが、わが家では持ち歩き用が1冊あれば十分だと感じています。最初から全部をポケット版にそろえる必要もなさそうです。
わが家の経験から考える、最初の1冊の選び方
購入前に、保護者が公式動画や試し読みで作品の内容を確認しておくのも一つの方法です。動画の歌を実際に歌ってみたり、食べ物・顔や模様・動物の鳴き声など楽しめそうな題材を考えたりしながら、まずは1冊選ぶ。反応が良ければ、ほかの作品も検討すればよいと思います。
わが家のように外出先でも絵本を使いたいなら、持ち歩き用としてポケット版を選ぶのもおすすめです。
※紹介した動画は参考用です。わが家が購入前に見ていた動画と同じものかどうかは確認できていません。


