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里帰りが終わった。0歳児との3人暮らしを始めて分かったこと

里帰り終了後、0歳児と夫婦3人暮らしを始めて変わったことを描いた効率家ラボのアイキャッチ

妻の里帰りが終わり、ようやく妻と0歳の息子との3人暮らしが始まった。

妊娠・出産・0歳育児の実体験まとめはこちら

……と言っても、まだ「これが我が家の日常です」と言えるほど長くは暮らしていない。

最初に2週間ほど3人で暮らして、その後は家族で1週間ハワイへ。帰国してまた1週間ほど新居で暮らし、途中で一時的に実家へ戻る期間もあった。

なので、まだ試運転みたいなものだ。

それでも、夫婦2人で暮らしていた頃とも、妻の里帰り先で一緒に育児していた頃とも、明らかに違うことがいくつもあった。

赤ちゃんがいる生活というと、「夜泣きで眠れない」「寝かしつけが地獄」「夫婦とも寝不足」みたいな話をよく聞く。

幸い、うちの息子は今のところそこではあまり困っていない。

夜泣きはほぼない。寝かしつけも、寝室で一緒にしばらく過ごしていれば、そのうち自分で寝てくれる。

めちゃくちゃいい子である。

では楽なのか。そんなわけはなかった。

問題は、赤ちゃんが寝ないことだけではない。

3人で暮らし始めて一番変わったのは、夫婦の生活のあらゆるところに「今、誰が子どもを見る?」という判断が入るようになったことだった。

里帰り中から育児を見ていた。それでも自宅は違った

我が家は里帰り出産だった。

ただ、よくある「妻だけがしばらく実家へ帰り、夫は仕事をしながらたまに会いに行く」という形とは少し違う。

僕自身も育休を取り、約3か月は妻の里帰り先で一緒に生活していた。

その後もゴールデンウィークには2週間ほど滞在した。

だから、「赤ちゃんってこんなに大変なのか!」と3人暮らし開始後に初めて気付いたわけではない。

ミルクも、お風呂も、寝かしつけも見てきた。妻が一日中赤ちゃんの世話をしていることも知っている。

それでも、東京へ戻って3人だけで暮らしてみると違った。

里帰り先には周囲に人がいた。妻の親族も近くにいて、完全に夫婦だけで抱える必要はない。

誰かが赤ちゃんを見てくれる。ちょっとした用事なら助けてもらえる。

妻自身も「東京に戻って、仕事中にワンオペになるのが大変」と言っていた。

これは里帰り中にもワンオペになる時間はあったので、単純に「実家ならずっと誰かが手伝ってくれる」という話ではない。

ただ、助けを求められる人が近くにいるのと、本当に夫婦しかいないのとでは違う。

東京へ戻って、そこがかなりはっきりした。

里帰り中の生活については、義実家で赤ちゃんと暮らしたときの記録にも書いている。

平日の朝、僕は静かに家を出る

朝の生活は、想像していたよりシンプルだった。

僕が一番早く起きる。そして、妻と子どもを起こさないように準備して家を出る。

以前なら何も考える必要はなかった。目覚ましを鳴らして、電気をつけて、ガサガサ準備して出勤するだけだ。

今は「起きるなよ……」と思いながら動いている。

朝から忍者である。

せっかく寝ている赤ちゃんを起こしてしまうと、その瞬間から妻の育児が始まってしまう。

だから、僕が朝できることは意外と少ない。

何か積極的に育児するというより、起こさず出ていくことが仕事になっている。

そして僕が家を出れば、そこから帰宅までは妻と息子の2人だ。

僕の生活だけ見れば「朝起きて会社へ行く」という以前とほぼ同じ行動なのに、家の中で起きていることはまるで違う。

帰宅したら、まず子どもを風呂へ入れる

平日の我が家では、僕が帰宅したあとに役割が切り替わる。

今のところ僕の担当になっているのが、お風呂だ。

息子を風呂へ入れる。その後、妻がミルクを飲ませ、そのまま寝かしつける。

子どもが寝たら、ようやく大人の夕食。

夫婦2人の頃なら、帰宅する。飯を食べる。風呂に入る。好きなことをする。だいたいこれで済んだ。

今は帰宅した瞬間に「今日はどうだった?」「風呂入れようか」「ミルク何時?」「眠そう?」と子どものスケジュールが自分のスケジュールより先に入ってくる。

別に誰かがルールを決めたわけではない。自然とそうなる。

夕食が少し遅くなることもあるが、今のところこの流れは割とうまくいっている。

寝かしつけは妻担当。でも僕も練習中

寝かしつけは、現状では妻の方が圧倒的にうまい。

息子自身が寝るのが上手なので、そこまで大変な寝かしつけではない。寝室で一緒に過ごしていれば、そのうち寝てくれることが多い。

ありがたい。

一方、僕も寝かしつけには挑戦している。

今後ずっと「寝かしつけはママじゃないと無理」になるのは困る。

妻が出掛けることもあるし、仕事復帰すればなおさらだ。

現時点で妻ができているからといって、そのまま妻担当として固定するのではなく、僕もできるようにしておきたい。

育児分担というと「風呂50%、ミルク50%」みたいに作業量を均等にする話になりがちだ。

実際に暮らしてみると、それよりも、どちらか一人しかできない作業をなるべく減らすことの方が大事なのかもしれない。

夜泣きには困っていない。だから楽、ではない

ありがたいことに、息子は今のところ夜泣きがほぼない。

これだけでも相当助かっていると思う。

育児の話を読んでいると「1時間おきに起きる」「寝かしつけに2時間」「夫婦とも寝不足」という話はいくらでも出てくる。

覚悟はしていたが、今のところそこまでではない。

だから睡眠という点では、僕たちはかなり恵まれている。

それでも、子どもがいるだけで気を使う場面は圧倒的に増えた。

代表的なのが音。

僕が普通に話したり、少し大きな音を出したりすると「起きちゃうからやめて」と言われる。

こちらとしては「これくらい大丈夫じゃない?」と思うこともある。

でも、寝かせた直後の妻からすれば「今それやる?」となる。

たぶん、どちらかだけが完全に間違っているわけでもない。

ただ、同じ家にいても、その瞬間に背負っているものが違うと、気になるポイントも違う。

これは3人で暮らし始めて、かなり分かりやすくなった。

「今見といて」が突然飛んでくる

もう一つ増えたのが「ちょっと見といて」である。

赤ちゃんが動くようになってくると、妻はかなり危険を警戒している。

少し目を離すだけでも「ちゃんと見てて」と言われる。

一方で僕は「そこまで一瞬たりとも目を離したらあかんのか?」と思うこともある。

もちろん、高い場所や落下の危険があるところは別だ。危ないものは避けなければいけない。

ただ、妻と僕では「危ない」と感じるラインが少し違う。

そしてこれが「今見といてって言ったやん」につながる。

夫婦2人で生活していた頃には存在しなかった種類のすれ違いだ。

洗濯のやり方が違うとか、エアコンの温度が違うとか、そういう話ではない。

子どもの安全が絡むので、お互い真面目になる。

だからこそ細かい認識差が目立つ。

これは今後、どこまで見守るのか、どこを絶対NGにするのかを夫婦で少しずつ合わせていく必要がありそうだ。

通勤時間が伸びたのが地味に効く

今回、3人暮らし開始と同時にもう一つ大きく変わった。

新居への引っ越しだ。

家自体はかなり快適になった。広くなり、ベビーカーの出し入れもしやすい。子どもを連れて買い物に行きやすい場所にも出やすい。

同じマンションにも子育て世帯がかなり多そうで、これから近所でつながりができるかもしれない。

一方で、僕の通勤時間は以前よりかなり長くなった。

これが育児と組み合わさると地味に大きい。

会社にいる時間だけでなく、移動時間も僕は家にいない。その時間は当然、妻が一人で見ることになる。

僕自身も帰宅が遅くなれば、その分お風呂や夕食が後ろにずれる。

「通勤時間が30分増える」というのは住宅選びでは数字の話に見える。

でも子育てが始まると、その30分間、家では誰かが一人で育児しているという意味になる。

これは実際に暮らし始めてからの方が実感した。

新居は子育てしやすい。でも街はまだ未完成

新居そのものについては、子どもがいる生活との相性はかなり良かった。

広い。ベビーカーを扱いやすい。駅周辺から買い物へ出やすい。

以前なら大人2人が住めれば十分だったが、赤ちゃんがいると床に物が増える。

オムツ、ミルク、離乳食、着替え、おもちゃ、ベビーカー。

赤ちゃん1人なのに荷物は一人分ではない。

体感では小さな引っ越し業者くらい持っている。

その点、スペースに余裕があるのは助かる。

入居直後に考えた床保護については、新築マンションの床を傷つけないために考えたことにもまとめた。

一方で、周辺はまだ再開発途中だ。

これから便利になる期待はあるが、現時点では設備が全部そろっているわけではない。

そして今一番気になっているのは保育園だ。

空きがあまりなさそうで、今後の共働き生活を考えるとここはかなり重要になる。

家だけ快適でも、保育園に入れなければ共働きの生活は成立しない。

住宅購入時には駅や間取りはかなり見た。

今なら「保育園、本当に入れるんか?」も同じくらい重要だったと思う。

夫婦2人の生活には、もう戻らない

3人暮らしを始めて思ったのは、夫婦2人の生活に赤ちゃんが一人追加されたわけではないということだ。

生活の順番そのものが変わる。

帰宅したらまず自分の飯、ではない。

休みだから好きな時間に出掛ける、でもない。

ちょっとコンビニへ行くにも「今行って大丈夫?」が入る。

家に2人いるからといって、2人とも自由なわけでもない。

誰か一人が子どもを見ているから、もう一人が動ける。

そんな場面がかなり多い。

一方で、不思議と嫌という感じでもない。

風呂に入れる。ミルクを飲んでいるのを見る。寝室で子どもが寝るのを待つ。朝、起こさないようにそっと会社へ行く。

どれも大したイベントではない。

でも、こういうことを毎日やるようになって「ああ、3人で暮らしてるんやな」と思う。

生後8ヶ月の赤ちゃんと行ったハワイ6泊のような大イベントより、むしろ普通の平日の方がその感覚は強かった。

まだ我が家の正解は決まっていない

今の生活が完成形かというと、全然そんなことはない。

寝かしつけは僕ももっとできるようになりたい。

子どもを見るときの安全感覚も、妻ともう少し合わせる必要がある。

妻の仕事復帰や保育園が始まれば、朝の流れも今とはまったく変わるはずだ。

そして僕の長い通勤をどうするのかも、今後考えていかなければならない。

ただ、3人暮らしを少しやってみて一つ分かった。

里帰りが終わるというのは「元の生活に戻ること」ではなかった。

夫婦2人で暮らしていた生活の続きを再開するわけでもない。

赤ちゃんを含めて、3人で回る生活を一から作ることだった。

まだ数週間。

たぶんこれから何度もやり方は変わる。

今うまくいっている寝かしつけが突然崩壊するかもしれないし、保育園が始まれば朝は戦場になるかもしれない。

そのときは、そのときでまた考える。

今のところ我が家は、朝は父が忍者のように出勤し、夜は父が風呂へ入れ、母がミルクを飲ませ、息子は勝手に寝てくれる。

かなり息子に助けられている3人暮らしである。

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