PR

生後8ヶ月の赤ちゃんとハワイ6泊。行きの飛行機は天国、帰りは地獄だった

赤ちゃん連れハワイ6泊旅行記のアイキャッチ

赤ちゃんを連れてハワイに行くことになった。

妊娠・出産・0歳育児の実体験まとめはこちら

2026年8月26日〜9月2日(日本時間)。僕と妻、そして生後8ヶ月、ほぼ9ヶ月のベビ太郎の3人旅。現地では6泊した。

大人2人だけなら「ハワイ行く?」「行こか」で済む話も、赤ちゃんが1人追加されると検索項目が一気に増える。

飛行機で泣いたらどうする。耳抜きは大丈夫か。バシネットは使えるのか。ミルクと離乳食は何日分持っていく。現地の移動は。ベビーカーは。風呂は。そもそも8ヶ月児をハワイまで連れて行って大丈夫なんか。

結論から言うと、心配していたことの多くは意外となんとかなった。

そして、あまり心配していなかったところで普通に苦戦した。

赤ちゃん連れ旅行、だいたいそんなものである。

荷物の半分が、ほぼベビ太郎だった

今回はツアーではなく個人手配。航空券とホテルはTrip.comで予約し、楽天リーベイツも経由した。

……経由したつもりである。

ポイントがちゃんと適用されたのか、いまだによく分かっていない。

効率家ラボとは。

航空会社はハワイアン航空。ホテルはハイアット リージェンシー ワイキキ ビーチ リゾート&スパにした。

そして荷造り。スーツケースを開く。

オムツ。ミルク。離乳食。着替え。そしてまたオムツ。

体感では荷物の半分くらいがベビ太郎関連だった。特に重かったのが缶タイプの液体ミルク。正確な本数はもう怪しいが、20缶前後は持っていったと思う。

お湯を探さず、その場で飲ませられる安心感はものすごい。

ただし、重い。クッソ重い。

「現地で困らないように多めに持っていこう」という安心と、「誰がこれ運ぶんだ」という現実が戦う。

基本的には父親が負ける。

最大の不安だった飛行機。行きは拍子抜けするほど平和

出発前、一番怖かったのは長時間の飛行機だった。

ベビ太郎が何時間も泣き続けたらどうするのか。周囲に迷惑をかけないか。耳抜きで泣かないか。

そしてバシネット。

当日カウンターで「バシネット使えますか?」と聞いたところ、事前予約が必要とのこと。知らんかった。

スタッフさんはかなり頑張ってくれて、バシネットを付けられる席への移動まで検討してくれた。ただ最終的には、隣の席が空いていたこともありバシネットなしで行くことにした。

そして最大の幸運。

ちょうどベビ太郎の寝る時間だった。

寝た。

普通に寝た。

心配していた耳抜きも問題なし。あれだけ検索したのは何だったんだ。

さらに機内や現地では、周囲の人からかなりかわいがってもらった。「何ヶ月?」と聞かれて「8 months」と答えると、高確率で返ってくる言葉がある。

「BIG BABY!」

確かにデカい。

そのうち「大谷みたいに大きくなるね」的なことまで言われた。ハワイまで来て大谷翔平の偉大さを再確認するとは思わなかった。

行きの飛行機はかなり平和だった。

このときの僕は思った。

赤ちゃん連れハワイ、案外余裕なのでは?

完全にフラグだった。

ハワイは日本より快適。でもホテルの風呂は盲点だった

到着して最初に驚いたのは気候だった。

暑い。でも日本の真夏より全然マシ。日本の「外に出た瞬間、湿度に抱きしめられる感じ」がない。

8月末なのに、むしろハワイの方が快適だった。

宿泊したハイアット リージェンシー ワイキキは、2026年で開業50周年とのこと。建物にはそれなりに年季を感じたが、立地は便利だった。

妻が妙に気に入っていたのがホテルでもらえるウォーターボトル。そして同じ階に水と氷が出るサーバーがあり、これが地味にめちゃくちゃ便利だった。

南国で飲む、氷でキンキンに冷えた水。謎にうまい。

一方、完全に盲点だったのがベビ太郎の風呂。

部屋には湯船がなく、基本はシャワー。大人は別にいい。問題は赤ちゃんをどう洗うか。

シートを敷いて対応したものの、ベビ太郎はギャン泣き。室内が少し寒かったのかもしれない。

飛行機、離乳食、現地移動はあれだけ調べたのに、風呂はほぼノーマークだった。

旅行前の検索量と、現地で困る順番は一致しない。

初プール。親は感動、本人はずっと顰めっ面

せっかくハワイに来たので、ベビ太郎を初めてプールに入れてみた。

親としては一大イベントである。「初プールだ!」と写真も動画も撮る。

一方、本人。

顰めっ面。

全然楽しそうじゃない。

しかも最初に入った時間が少し遅く、気温も下がってきていた。そのうち泣き始めたので、温かいジャグジーへ移動。

ニコニコ。

……寒かっただけか。

翌日は昼間に再挑戦。今度は泣かなかった。ちゃんと泳いでいる。

ただし、やっぱり顰めっ面。

親は「泳いでる!」と感動している。本人は「なぜ私は水に入れられているのですか」みたいな顔をしている。

赤ちゃんとの旅行は、親のイベント感と本人の温度差が結構おもしろい。

ダイヤモンドヘッドでギャン泣き。原因分析の結果は「ママ」

ダイヤモンドヘッドにも登った。

ハワイ自体は日本より快適だったが、さすがに登山は暑い。最後の方でベビ太郎がギャン泣きし始めた。

暑いのか。お腹が空いたのか。疲れたのか。

僕が抱っこする。

泣く。

妻に代わる。

落ち着く。

ママタイムでした。

この月齢、これがある。

原因分析をいろいろした結果、「ママがいい」で終わる。育児にはロジックが通用しない時間帯が存在する。

普段から睡眠やミルクの記録はかなり見ていて、育児でもデータは役に立つ。以前書いた「ぴよログ」を使ったデータ育児の記事の通りだ。

それでも最後は「ママ」で全ロジックを破壊されることがある。

赤ちゃん連れだと「安い移動」と「楽な移動」は別物になる

空港からワイキキまではHISの送迎を使った。

赤ちゃん+大量の荷物を抱えて到着直後から公共交通を攻略するより、ここは送迎を取ってよかったと思う。

問題はチップ用のドル現金を用意していなかったこと。

仕方なく円で渡した。

受け取ってくれた。

許してくれてありがとう。

現地移動では、JCBカードを見せて乗れたワイキキトロリーのピンクラインが便利だった。旅行時点では、JCBカード会員本人に加えて同乗家族も条件内で無料対象になるキャンペーンが行われていた。

TheBusも使った。ABC StoresでHOLOカードを買って1日乗車を使うと便利だったのだが、調べるのが遅く、ダイヤモンドヘッドの朝の予約時間に間に合わず、昼枠を取り直す羽目になった。

無駄な出費。

情報収集は旅行前にやりましょう。

僕が言うな。

そしてTheBusは、大人だけならかなり便利でも、赤ちゃん連れでは作業工程が増える。

ベビーカーを畳む。大量の荷物を持つ。ベビ太郎も持つ。乗る。降りる。

「一番安い移動方法」と「一番楽な移動方法」は一致しない。

これは赤ちゃん連れ旅行でかなり実感した。

逆に大当たりだったのが楽天カードのワイキキラウンジで借りたベビーカー。最大7日間借りられるサービスがあり、荷物を減らせた。

しかもこのベビーカー。

なぜか家で使っているベビーカーよりベビ太郎がよく寝る。

おい。

こっちは結構考えて選んで買ったんだぞ。

円高に向かっていても、ハワイの飯は普通に高い

旅行した頃は為替が少し円高方向へ動いていた。

それでもハワイ。

高い。

2人で一食3,000円〜8,000円くらいは普通に飛んでいく。ステーキはさらに強い。

Steak Shack、Aloha Steak House、アラモアナセンターのSteak & Fish Companyなどに行ったが、どれもうまかった。

高いけど。

ウルフギャングまで行っていたら破産していたかもしれない。

ポケでは、有名なMaguro Spotがものすごく並んでいた。もちろんおいしかったが、個人的には近くのFive Star Pokeの方が好みだった。

検索上位の有名店が、自分の一位になるとは限らない。

パンケーキはLiliha Bakeryへ。普通にうまい。ただ、後から妻に「ダイヤモンドヘッドへ行く途中に寄ったCafe Morey’sのパンケーキが評判らしい」と言われた。

そういえば隣の人、食べてた。

あれか。

食べとけばよかった。

Duke’s Waikikiにも行った。ビーチ沿いで生歌のライブが流れていて、かなり「ハワイに来た感」があった。

ただし暗くなってくると、ベビ太郎がぐずる率も上がる。大人が「夜のハワイ最高」と思い始める時間と、赤ちゃんが「もう寝よう」と思い始める時間はだいたい同じである。

花火を諦めた。赤ちゃん連れでは「全部やる」が正解じゃない

ワイキキの金曜花火も見たかった。

でも時間がベビ太郎の就寝時間と被る。

今回は断念した。ホテルから少しだけ見えたので完全にゼロではなかったが、やっぱりちょっと残念だった。

大人だけの旅行なら「せっかくハワイまで来たんだから行こう」が正義だった。

赤ちゃんがいると、「今日はやめとこう」が普通に最適解になる。

効率化というと、同じ時間でたくさん回ることを考えがちだ。

でも赤ちゃん連れでは逆だった。

予定を減らした方が、結果的に家族全員の満足度が上がる。

これも今回の旅行でかなり大きな発見だった。

途中、ベビ太郎の肌に赤いブツブツが出た。日差しなのか汗なのかは分からないが、念のためベビーカーに日傘を付けるようにした。

ハワイで日傘を差している人、ほとんどいない。

めちゃくちゃ目立つ。

でもベビ太郎優先である。ハワイまで来ても親は親だった。

買い物の戦果に夫婦格差がありすぎる

僕はハワイでビーサンを買った。

妻はエルメスに行き、ANTEPRIMAのハワイ限定バッグを買い、さらにTHE NORTH FACEでダウンまで買っていた。

常夏のハワイでダウン。

先を見る力が違う。

ラルフローレンでは、ベビ太郎と僕のお揃いを買おうとMacy’sまで行った。しかしベビー用はあるのにパパ用がない。

親子コーデ計画、終了。

ちなみに妻は朝ヨガにも行っていた。YouTube用の動画を撮っていたら、ベビ太郎が撮影を邪魔しまくっていたらしい。

「らしい」というのは、その時間、僕は爆睡していたからである。

父、睡眠。母、ヨガ。子、動画妨害。

それぞれのハワイである。

チップ用の現金がない。最後はSony Bank WALLETの暗証番号で詰む

ハワイ旅行で日本人が戸惑いやすいのがチップだと思う。

テイクアウト系では基本的に付けず、レストランでは会計に表示される目安を見ながら15%前後を付けることが多かった。

ただ、ホテルや送迎などで渡す少額紙幣は、最初から少し持っていた方が圧倒的に楽。

僕らはそこを甘く見た。

そこで、事前にSony Bank WALLETでドルへ替えておいた資金を現地ATMから引き出そうとした。

出ない。

何回やっても出ない。

調べる。またやる。出ない。

最終的に分かった。

ATMで使う暗証番号を、ネットログインのパスワードと同じだと思い込んでいた。

違った。

為替は調べた。ATM手数料も調べた。

暗証番号を間違えた。

人間とはそういうものである。

そして帰国便。行きの「余裕」が全部ひっくり返った

そんなこんなで6泊は無事終了。

帰りの空港でも最後までイベントは続いた。ハワイアン航空で日本へ帰る際、ターミナル1から2へ移動することになり、「荷物は別ターミナル側」といった案内もあって、赤ちゃん+大量の荷物を抱えたまま移動。

最後まで楽には帰らせてくれない。

そして搭乗。

行きは完璧だった。

寝た。泣かない。周囲からかわいがられる。

帰りも同じようにいけると思っていた。

妻は「飛行機だから寝かせた方がいい」と考えた。

寝かせようとする。

ベビ太郎、寝ない。

もう一度寝かせようとする。

泣く。

さらに寝かせようとする。

ギャン泣き。

帰りの飛行機。

地獄。

幸い、周囲の人から露骨に嫌な顔をされることはなかった。ありがたい。

ただ、内心は絶対うるさかったと思う。申し訳ない。

そして後から気付いた。

そもそも、あの時間。

ベビ太郎の普段の寝る時間じゃなかった。

行きがうまくいったのは、「赤ちゃん連れ飛行機対策を完璧にしたから」ではなく、単純にいつもの睡眠時間とうまく重なっていた影響がかなり大きかったのかもしれない。

大人は「飛行機だから寝てほしい」と思う。

赤ちゃんからしたら、

「いや、今寝る時間ちゃうし」

である。

運航ダイヤより、ベビ太郎ダイヤの方が強かった。

赤ちゃん連れハワイは大変。でも「無理」ではなかった

結局、生後8ヶ月の赤ちゃんを連れてハワイへ行ってどうだったか。

行ってよかった。

これは間違いない。

ただし、大人だけで行くハワイとは別物だった。

飛行機の時間、睡眠、ミルク、離乳食、移動、気温、お風呂。全部にベビ太郎という変数が追加される。

予定通りにいかない。行きたかった花火を諦めることもある。ダイヤモンドヘッドの予約を取り直すこともある。初プールに入れても、本人はずっと顰めっ面だったりする。

でも、その予定外まで含めて、初めて家族3人で海外に行った記憶になった。

ベビ太郎本人はたぶん覚えていない。

8ヶ月なので当然である。

でも僕らは覚えている。

今回の最大の教訓を一つ挙げるなら、赤ちゃん連れで長時間の飛行機に乗るときは、価格や便の便利さだけでなく、できれば普段の睡眠時間も見ておいた方がいい。

……と言いたいところなのだが。

次にハワイへ行く頃には、ベビ太郎はもっと成長している。

生活リズムも変わっている。

つまり、このノウハウ。

二度と使えない可能性がある。

次の子用か。

知らんけど。

タイトルとURLをコピーしました