東芝のドラム式洗濯乾燥機「TW-127XP2」レビュー|10年縦型ユーザーが感動した機能と注意点

東芝のドラム式洗濯乾燥機TW-127XP2が設置された明るい室内の洗濯風景

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結論:今も買ってよかった。ただし弱点もある

子どもが生まれた今も、TW-127XP2は買ってよかったと思っています。洗濯から乾燥まで任せられるのは本当に便利。ただ、長く使って初めて分かった弱点もありました。

縦型からドラム式へ替えた理由

以前の縦型洗濯機は洗う機能に大きな不満があったわけではありません。ただ、洗濯が終わったあとに一枚ずつ干し、乾いたら取り込むのが面倒でした。仕事や家事で忙しいときほど、この作業を減らしたかったんです。

TW-127XP2のメーカー公表容量は洗濯12kg、乾燥7kg。洗濯と乾燥では上限が違います。まとめて洗えるからといって、洗濯容量いっぱいの衣類をそのまま乾燥させてよいわけではない点は注意が必要です。

初めてのドラム式だったので予算も意識して選びましたが、メーカー資料を改めて見ると、このモデルは発売当時の東芝のラインアップで最上位機種でした。安価な入門機として紹介できる機種ではありません。

長く使っても便利だった機能

洗濯から乾燥まで任せられる

一番のメリットは、やはり洗濯物を干す回数が減ったことです。乾燥できる衣類なら、洗濯後にいちいち移し替えたりハンガーへ掛けたりしなくて済みます。梅雨や花粉の時期にも、この便利さを感じます。

メーカーの標準条件では洗濯から乾燥まで約96分と案内されています。ただし、これは一定条件での目安で、実際の所要時間は衣類の量や運転コースなどで変わります。わが家の全運転を計測した数字ではありません。

洗剤と柔軟剤の自動投入

乾燥と並んで気に入っているのが、洗剤と柔軟剤の自動投入です。毎回計量して入れなくてよいので、細かい家事が一つ減ります。洗濯物を入れて運転を始めるまでの手順が少ないのは、忙しい日に特にありがたいです。

操作パネルと運転音

カラーのタッチパネルは操作しやすく、普段のコース選びで困ることは多くありません。運転音についても、これまで使ってきた範囲では大きなストレスになっていません。静音性は設置環境でも印象が変わるため、どの家庭でも静かだとは断定しません。

子育てが始まって分かった、乾燥の弱点

子どもが生まれる前は、乾燥機を使えば干す作業からかなり解放されると期待していました。実際、乾燥できる衣類についてはそのとおりでした。

ただ、赤ちゃんの服を乾燥させたときに縮んだ経験があります。それ以来、すべてを一緒に乾燥させず、衣類によっては浴室乾燥を使うようになりました。

干す衣類が残ると、ハンガーに掛ける作業も残ります。乾燥機の便利さがなくなるわけではないのですが、購入直後に思い描いた「完全に干さなくて済む生活」とは少し違いました。衣類の洗濯表示を確認し、乾燥機に適さないものは分けて扱う必要があります。

フィルター掃除とホコリは、思ったより手間がかかる

この機種には乾燥フィルターと排水フィルターがあり、メーカーはどちらも手入れしやすい構造として案内しています。乾燥ダクトの自動お手入れや熱交換器の自動洗浄機能も備わっています。

ただ、実際に長く使っているとホコリがたまり、フィルター二か所の清掃が面倒です。特に一か所は掃除しにくいと感じています。自動洗浄機能があるからといって、使う人が何もしなくてよいわけではありません。

ここは長期レビューで一番評価が変わった部分です。買う前は乾燥の便利さに目が行きがちですが、普段の掃除が自分にとって負担にならないかも確認しておきたいと思います。

E61エラーで途中停止。洗濯物を取り出せず、無償修理を依頼した

長く使っていて一番困ったのは、運転中に「E61」というエラーが出て、途中で洗濯機が強制停止したことです。扉がロックされたままで中の洗濯物を取り出せず、水が残った状態で止まることもありました。洗濯の途中でこんな状態になると、次の洗濯にも進めず、本当に困ります。

自分では復旧できず、サポートに来てもらって対応してもらいました。費用はかかりませんでした。担当者からは同様の不具合が多いという話も聞きました。ただ、具体的な交換部品や修理内容までは覚えていません。

担当者の話を聞いて「ロット不良では」と思ったものの、これは私の推測です。メーカーが特定ロットの不良を認めたという確認はできていません。

電気代・水道代は「仕様値」と「実際の家計」を分けて考える

メーカーが示す標準使用水量は、洗濯のみ約80L、洗濯から乾燥まで約61L。消費電力量は洗濯のみ約70Wh、洗濯から乾燥まで約1,330Wh、乾燥省エネ時は約730Whです。いずれも所定条件での公表値で、家庭での実測ではありません。

以前の記事には年間電気代や節水量、数年で差額を回収できるという説明もありました。ただ、運転回数、コース、料金単価、比較対象が揃っていないため、実際にそれだけ節約できたという数字としては扱えません。

私自身、電気代だけで購入費の差を回収したと確認したわけではありません。使い続ける理由は、光熱費の差額よりも、洗濯物を干す手間が減ったことの方が大きいです。

引っ越すときは輸送用ボルトも忘れずに

長く使っていると、引っ越し時の準備にも意外な落とし穴がありました。見積もりで引越業者から輸送用ボルトが必要だと言われ、保管していたはずの部品が見つからず、東芝の純正ボルトを追加で購入することになりました。当日の取り付けは業者が対応してくれました。

輸送用ボルトを紛失した場合は、洗濯機の型番と純正品の適合を確認し、余裕を持って準備する必要があります。購入先や型番の確認は、東芝ドラム式の輸送用ボルトを買ったときの記録にまとめています。

まとめ:乾燥の便利さと、乾燥以外の手間をセットで見る

TW-127XP2を使い続けて、乾燥と洗剤の自動投入の便利さを今も感じています。10年ほど縦型を使っていた頃と比べると、洗濯に付きっきりになる時間は確かに減りました。

一方で、赤ちゃんの服の縮みをきっかけに浴室乾燥との使い分けが必要になり、フィルター掃除にも手間がかかっています。E61で運転途中に止まり、水が残ったまま洗濯物を取り出せなくなった故障も、良かった点だけのレビューでは外せない経験です。無償で対応してもらえたものの、生活必需品が突然使えなくなるのは本当に不便でした。なお、故障とは別に、使い始めて約2週間で扉にヒビが入ったことも気になっています。

今から選ぶなら、乾燥できる容量だけでなく、家でよく洗う衣類との相性、毎回のフィルター掃除のしやすさ、設置環境、故障やメンテナンスへの対応も確認します。それでも、ドラム式へ替えた判断そのものは良かったと思っています。

参考:メーカー公式情報

東芝 TW-127XP2 商品概要:東芝公式情報を見る

東芝 TW-127XP2 仕様:東芝公式情報を見る

東芝 お手入れ:東芝公式情報を見る

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