ブログをなるべく自動で更新したい。
最近、この「効率家ラボ」で地味に進めているのがブログ運営の自動化だ。
記事ネタを考える。
AIと相談する。
ドラフトを書く。
アイキャッチを作る。
WordPressに入れる。
予約投稿する。
公開されたらXにも投稿する。
できれば、このあたりをなるべく自分で触らずに回したい。
なぜなら、ブログを続けるうえで一番信用できないものがあるからだ。
俺のやる気である。
「記事を公開したらXにも投稿しよう」
その場では簡単に思える。
1分もかからない。
でも、その1分を毎回やるとなると、たぶんそのうちやらなくなる。
なのでXへの投稿も自動化していた。
そして、しばらく普通に動いていた。
……ある日までは。
昨日まで動いていたX自動投稿が突然エラーになった
WordPressで記事を公開すると、自動でXにも投稿される。
そのために使っていたのが「Autopost for X」というWordPressプラグインだった。
最初に設定してからは、特に意識することもなかった。
記事を公開すればXにも流れる。
便利。
それで終わっていた。
ところが、ある日エラーが出た。
記事は普通に公開されている。
WordPressも動いている。
でもXには何も出てこない。
最初は認証でも切れたのかと思った。
設定を触った覚えもない。
WordPress側か?
プラグインか?
それともXか?
調べていくと、どうも最後のXが怪しい。
Autopost for Xそのものが壊れたわけではなさそう
公開前に改めて確認すると、「Autopost for X」のWordPress.org公式ページには、2026年初頭にXが一部用途を除いて無料APIアクセスを実質的に終了し、多くの利用者では有料APIアクセスが必要になったという案内が出ていた。
なるほど。
そういうことか。
それまで普通に使えていたから、
「プラグインを入れ直せば直るかな」
くらいに思っていた。
でも、そもそもXへ投稿するための条件が変わっているなら話が違う。
Autopost for X自体は現在も更新されている。
なので、
「このプラグインがダメになった」
という話ではない。
自分が使っていた、
WordPressから無料でXへ直接投稿するやり方が、以前と同じようには使えなくなった
という理解が近そうだった。
いちばん簡単なのは、もちろん手動投稿
解決方法として一番簡単なのは分かっている。
記事を公開したらXを開く。
タイトルを書く。
URLを貼る。
投稿する。
以上。
確実。
API不要。
設定不要。
トラブルもほぼない。
でも、これはやりたくなかった。
このブログで自動化を進めている一番の理由は、
毎日続けやすくするため
だからだ。
「これくらいなら毎日できる」
で作業を残していくと、結局それが積み重なる。
記事を公開する。
Xにも投稿する。
投稿できたか確認する。
アクセスを見る。
画像を確認する。
一個一個はたいした作業ではない。
でも忙しくなってくると、
「今日はいいか」
が始まる。
このパターンは何度も経験している。
だから、Xへの投稿もできれば忘れたい。
記事を公開したら、勝手に流れていてほしい。
他のサービスを経由すればいける?
WordPressから直接Xへ投稿するのが難しいなら、別のサービスを間に入れればいい。
そこで代替案を探した。
最初に候補に出てきたのがIFTTTだった。
昔からある連携サービスなので名前は知っている。
今回やりたいこともできそうだった。
ただ、IFTTT公式の料金ページを見ると、X/Twitter連携を含むProプランは月2.99ドル。自分の用途では月3ドル程度かかる。
月3ドル。
数百円である。
いや、別に払えない金額ではない。
ただ、まだ大して稼いでもいないブログに、
「あれ便利そう」
「これも便利そう」
と毎月課金していくのも何か違う。
月数百円でも、サービスが増えればそれなりになる。
ブログよ。
まず3ドル稼いできてくれ。
話はそれからだ。
そこでBufferを試してみた
次に候補になったのがBufferだった。
Bufferは複数のSNSへの投稿や予約投稿を管理できるサービスで、Xにも対応している。
しかも執筆時点では無料プランがある。
無料プランには接続できるSNS数や予約投稿数の上限はあるものの、
「ブログを公開したらXにも投稿する」
くらいなら十分試せそうだった。
そこでやり方を変えた。
今までは、
WordPressから直接Xへ投稿。
これをやめて、
WordPressからBufferへ渡す。
Xへの投稿はBufferに任せる。
自分でX API周りをどうにかするより、こっちの方が楽そうだった。
WordPress側にもBuffer連携用の仕組みを用意した
Buffer側でXアカウントを接続。
さらにWordPress側からBufferへ投稿内容を渡すための連携も入れた。
現在、WordPressの管理画面では、
「効率家ラボ Buffer X AutoPost」
という名前になっている。
名前だけ見ると大規模システム感がある。
やっていることはシンプルだ。
記事が公開されたら、その情報をBufferへ送る。
Bufferが受け取ってXへ投稿する。
これで準備はできた。
あとは動くかどうか。
こういうものは設定画面で「接続成功」と出ても、実際に投稿されるまでは信用してはいけない。
テスト投稿。「30秒前」
設定後、実際に試してみた。
Xを開く。
投稿がある。
表示を見る。
「30秒前」
お。
行けたっぽい。
ただ、この時点ではまだ少し疑っている。
本当に今の設定から出た?
さっき何か手動で触ってなかった?
ということで、既存記事でも再送してみた。
こちらも投稿された。
さらに自動投稿も確認。
無事にXへ流れた。
復旧。
今はWordPressからBuffer経由で投稿している
現在は、
WordPressで記事を公開
↓
Bufferへ送信
↓
Xへ投稿
という流れになっている。
以前はWordPressから直接Xへ出していたので、仕組みとしてはBufferを経由するようになった。
ただ、使う側からするとやることは変わらない。
というか、やらない。
記事を予約しておけば、公開時間になったらWordPressで公開され、そのままXにも投稿される。
これで元の運用に戻った。
Buffer公式の料金ページによると、2026年9月時点で無料プランがあり、最大3チャンネルまで接続できる。
無料プランでは1チャンネルあたり予約投稿を10件まで保持できる。今の効率家ラボの使い方なら当面は困らなそうだ。
もちろん、この条件もいつまでも同じとは限らない。
今回の記事自体、
「今まで無料で使えていたものが、そのまま使えなくなった」
という話である。
ここは油断しないでおく。
自動化しても、たまには面倒ごとが戻ってくる
今回改めて思ったのは、
自動化したからといって、その作業について二度と考えなくていいわけではないということ。
普段は確かに楽になる。
でも外部サービスの仕様が変われば止まる。
APIの条件が変わっても止まる。
プラグイン側の変更で何か起きることもある。
今回は、それがX投稿だった。
今まで何も考えずに動いていたものが急に止まり、久しぶりに中身を調べることになった。
それでも、自分は手動には戻したくない。
毎日1分の作業でも、それが毎日続けば面倒になる。
それ以上に、
「記事を公開したらXにも投稿しないと」
という用事を頭の片隅に置いておくのが嫌だ。
時間そのものより、
覚えておかなくていい
ことの方が、自分には大きい。
記事を公開する。
あとは知らん。
勝手に流れてくれ。
それくらいがいい。
今回の復旧も、だいたいAIと相談しながら進めた
ちなみに今回、
エラーの原因を考える。
他の方法を探す。
IFTTTを検討する。
Bufferを試す。
WordPress側の連携方法を考える。
テストする。
このあたりも、かなりAIと相談しながら進めた。
最近、このブログ自体を、
「AIにどこまで任せられるか」
という実験に使っている。
記事を書くところだけではない。
ネタ出し。
構成。
アイキャッチ。
WordPressへの登録。
予約投稿。
Xへの告知。
できるところから少しずつ自分の作業を減らしている。
もちろん失敗も多い。
アイキャッチが違う。
WordPressに反映されない。
古い情報を拾ってくる。
APIで止まる。
今回みたいにX投稿も止まる。
思ったより全然すんなりいかない。
でも以前なら、
「Xの仕様変わったっぽい。面倒だからもう手動でいいか」
で終わっていたと思う。
今はAIに、
「これダメなんだけど、他にない?」
と投げる。
すると別案が出る。
試す。
ダメならまた次を探す。
その繰り返しで、今回はその日のうちに別の投稿経路を作れた。
AIを使う価値って、こういうところにもあるのかもしれない。
以前にも、ChatGPTにブログ改善の見方を相談した記事を書いた。今回はそこからさらに進んで、記事を書く以外の運用までAIに手伝わせている。
自動化そのものが好きなので、OpenClaw+Codex+Discordで家事と仕事の連絡を自動化した記録もある。
結局、元通り自動で投稿できるようになった
今回やったことをまとめると、
WordPressからXへの自動投稿が止まった。
調べてみると、X API周りの条件が以前とは変わっていた。
そこでWordPressから直接Xへ投稿するのをやめて、Bufferを経由する形に変更した。
結果、自動投稿は復旧。
今のところ無料で運用できている。
目的は達成した。
ただし、一つだけ考えない方がいいことがある。
IFTTTの月3ドルを惜しんで、
原因を調べ、
代替サービスを探し、
Bufferを設定し、
WordPress側も触り、
テストまでして、
さらにこの記事を書いている。
一体どれだけ時間を使ったのか。
そこを計算すると効率家ラボの存在意義が怪しくなるので、計算しないことにする。

