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共働き夫婦でもぐっすり眠る|漫画で学ぶ『最高の睡眠』実践レビュー

共働き夫婦の睡眠改善をテーマにした、漫画レビュー記事のアイキャッチ画像 健康と美容
『漫画でわかる 最高の睡眠』を実践したレビュー記事のアイキャッチ画像。朝の光と温かい飲み物が眠りの質を変える。

最近、寝ても疲れが取れないんだよね……」

妻がそうつぶやいたのは、夜10時を過ぎたころ。
いつもより遅いシフト勤務から帰ってきて、夕飯を食べて、シャワーを浴びたあと。
僕もそれに合わせて、なんとなく夜ふかしが習慣化していた。

共働き、シフト勤務、生活リズムのズレ。
これ、地味にパフォーマンスに効いてくる。

そんなタイミングで見つけたのが、『漫画でわかる 最高の睡眠』という一冊だった。


■ マンガでサクッと学べる「眠りの仕組み」

正直、タイトルを見たときは「またありがちな睡眠本か」と思った。
でも漫画で読めるなら、軽い気持ちで試してみようと手に取った。

読んでみての感想は、「わかりやすいけど、意外と深い」。
メラトニンや深部体温といった科学的な話も、ストーリーにうまく溶け込んでいて頭にスッと入ってくる。

特に印象的だったのはこの3つ。


1. 夜のスマホが、睡眠の敵だった

いや、知ってたけどさ……やっぱりダメだった。
ブルーライトがメラトニン分泌を抑えるというのは有名だけど、改めて視覚的に見ると背筋が伸びる。

試しに、布団に入ったらでスマホ禁止ルールを妻と話し合ってゆるく導入。
最初は慣れないけど、ベッドに入ったときの「眠りへの入り方」が明らかに違う。


2. 朝の光で、1日が変わる

このパートは、我が家の“スマートボットカーテン”導入とドンピシャで重なった。

朝8時、カーテンが自動で開いて、部屋に光が差し込む。
これが思った以上に自然な目覚めを助けてくれている。

読んだ直後に妻に「これ、メラトニンがリセットされてるらしいよ」と話したら、
「だから最近、朝のだるさ減ったんだね」と返ってきた。

たまたまの導入が、本の理論とリンクして腑に落ちた瞬間だった。


3. 就寝90分前のお風呂がカギ

「深部体温が下がると眠くなる」という仕組みも、この本で知った。
我が家では、帰宅時間がまちまちなので入浴タイミングもバラバラだけど、
できる日は意識的に寝る90分前に入るよう調整した。

これ、地味に効いた。

寝付きが良くなったというより、「眠くなる流れ」が自然になった感じ。
とくに僕は、お風呂→冷房で体が冷えすぎてしまう癖があったので、軽く羽織るようにしただけでも差を感じた。


🌀 番外編:眠気覚ましも“逆”だった話

もうひとつ、意外な気づきがあったのが「眠気覚ましの常識」について。

以前は、眠気を吹き飛ばすにはキンキンに冷えたコーヒーを飲む or 冷たい水で顔を洗うが鉄板だと思っていた。
でも本を読んで知ったのは、“温かい飲み物”で一度体温を上げることの方が実は有効だという話。

以降、僕の対策ルーティンはこんな感じ:

  • 昼に温かいお茶やスープで軽く体を温める
  • 手には水で冷やしたペットボトルを持つ(手のひら冷却)

この2段構えが意外と効く。しかもリモート会議前など、実用性が高い

「寝るときだけでなく、日中も“眠気をコントロールできる”」と感じられたのは、自分にとって大きな発見だった。


■ 実践後の変化:睡眠時間は同じ。でも“質”が違った

本に書かれていた「全部やろうとしないで、できることから試してみて」というメッセージはかなり大事だと思う。
僕たちも全部完璧にやったわけじゃないけど、3つくらいのポイントを意識しただけで朝がちょっと変わった。

Apple Watchでの睡眠スコアも少しずつ改善してきてる。
数値以上に「朝の目覚め感」「日中のだるさ」がマシになった実感のほうが大きい。


■ この本を読んでよかった理由

  • 共働きで時間がない中でも、30分で読める+実践できる
  • 漫画で視覚的に「悪習慣の正体」が見える
  • スマート家電と組み合わせて改善できる内容だった
  • 日中の“眠気対策”にも応用が効く

そして何より、「夫婦で睡眠を考えるきっかけになった」のが良かったと思っている。
効率化というと仕事や作業の話になりがちだけど、「睡眠」こそ一番の効率化テーマかもしれない。


✅ まとめ:眠りを“コントロールできる”という発見

読後に思ったのは、「眠りって、運じゃなかったんだな」ということ。

気合いで寝るんじゃなくて、仕組みと習慣で眠りは改善できる
その第一歩をサクッと教えてくれたのがこの一冊だった。

  • スマホを置いて
  • 明るさを整えて
  • 入浴の時間を見直す
  • 温かいもの+冷却の眠気対策を取り入れる

どれも難しくないけど、ちゃんと意識しないとできないことばかり。

もしあなたも、
「睡眠改善本を読む気力すらない」と感じていたら、
このマンガ、ちょっと読んでみてほしい。


📘 書籍情報・まとめ(読書メモ)

項目内容
書名漫画でわかる 最高の睡眠
原作西野精治(スタンフォード式 最高の睡眠)
所要時間約30分で読了可
実践ポイント光・体温・ブルーライト・入浴
オススメ度★★★★★(共働き・育児家庭に特に)
備考https://amzn.asia/d/3DHS9eK

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