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【爆死録#1】ガンホー株で資産1400万→400万へ大暴落!信用取引の末路とは?

トイレに座り、追証通知を見て震える男性。資産が3日で1400万円から400万円に減少した場面を描いたイラスト。 お金と投資
たった3日で−1000万円。追証通知に震える投資家の末路。

─ ガンホーレバ祭りと1400万→400万の落差 ─

■ 序章|栄光と絶望の3日間

2013年12月。
パズドラは天下を取り、俺は会社のトイレで泣きながら振込ボタンを押していた。
それは腹痛のためではなく、資産1400万→400万へと急転直下した資産を、追証による強制ロスカットから守るためだった。

「たった3日で、俺の人生終わったかもしれない」
個室に閉じこもり、尿石の匂いの中で、俺は静かに呟いた。


■ 第1章|ガンホーは裏切らないと思ってた(10日までは)

2013年、スマホゲーム「パズドラ」が大ブーム。
Twitterでも掲示板でも、**「ガンホー握って寝てろ」「まだまだ倍」**といった煽りが飛び交い、気づけば周囲も全員参戦していた。

俺も負けじと信用2階建てで参戦
現物+信用枠+さらに追いレバで、300万円があっという間に1400万円へ。

毎朝、口座を開いてはニヤつくのが日課だった。
「今日も+20万か…ふっ、iMacが3台買えるな。」
将来のビジョンは「早期リタイア・資産家・投資家YouTuber」。
そう、俺は**完全に“天才モード”**だった。


■ 第2章|地獄は、なぜか午前中に来る

12月11日。
ガンホー株、ストップ安張り付き。
その日の朝、板を見た瞬間、心臓がキュッと縮んだ。

「え?寄ってない?…いやいや、まさか」
狼狽しながらも、「反発あるでしょ?」と自分に言い聞かせていた。

翌12日も続落、逃げ場なし。

そして運命の13日──
【楽天証券】追証発生通知。
「本日中に●●万円をご入金ください」
まるで死刑宣告だった。


■ 第3章|戦場は、トイレだった

俺は勤務中だった。しかも会議中。
「すみません、ちょっとお腹が…」と適当な言い訳で席を立ち、トイレの個室に避難。

そこは、俺の最後の防衛ライン。

スマホでログイン。
汗で画面が反応しない。
パスコードを3回間違え、震えが止まらない。
【再認証のため一度ログアウトします】の文字が、人生の終わりの鐘に見えた。

LINE通知が来る。

  • 【彼女】「なんか声元気ない?」
  • 【母】「夕飯いらないの?」
  • 【楽天証券】「追証未処理のため注意喚起」

全部が現実で、全部が遠い。

壁には「清潔に使いましょう」のポスター。
手元には、トイレットペーパー1ロール。
「この紙より軽い俺の資産って何なんだ…」と思った。


■ 第4章|焼け跡にて

追証は、なんとかギリギリ間に合った。
だがその代償は1000万円超の資産消失。

資産は1400万 → 400万円
現実逃避のために家電を買いかけてたのに、昼メシ代すら惜しくなる日々が始まった。

「なんで利益確定しなかったのか」
「なんで逆指値を入れなかったのか」
今ならわかる。あの時の俺は、投資家じゃなくて、ただの賭博師だった。


■ 終章|平和にトイレへ行ける生活こそが、勝ち

今は、月1万円のETF積立が習慣になった。
一気に増えないけど、急には減らない。
何より、トイレが安心できる空間に戻ったことが嬉しい。

1400万を失って学んだのは、投資のノウハウじゃない。
**「調子に乗ったら、人生が壊れる」**という、極めて人間的な教訓だった。


📌3行で学ぶ「爆死ポイント」まとめ

  • 信用2階建ては夢じゃなくて爆弾(そして火薬は自分)
  • 利益確定は逃げじゃない。生還の手段
  • トイレトレードは非推奨(特に会社の個室)

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