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SwitchBotカーテンを4年使って分かった7つの真実

SwitchBotカーテンを4年使った正直レビューのアイキャッチ画像。緑のシャツを着たキャラクターとカーテンのイラスト付き。 働き方とIT活用
SwitchBotカーテンの4年間の使用レビュー記事のアイキャッチ画像です。

1. スマートカーテンって本当に必要

朝決まった時間にカーテンが自動で開くという生活は、想像以上に快適でした。特に、目覚ましの代わりに太陽光で自然に目が覚める感覚は、一度慣れると手放せません。

ただし、最初は「カーテンくらい自分で開ければいいのでは?」と自問したのも事実です。自動化によって得られる快適さは、使ってみないとわからないものです。


2. 製品概要:シンプルだが追加費用がかかる

SwitchBotカーテンは、既存のカーテンレールに後付けできるモーター式の開閉装置です。スマホや音声アシスタントで操作でき、スケジュール設定も可能。

ただし、遠隔操作や音声連携をするには別売りの「SwitchBotハブミニ」が必要になります。初めて導入する場合は、本体価格に加えてこのハブ代も見込んでおく必要があります。

また、カーテンレールの形状(U型、I型、ポール型)によっては取り付けできない可能性があるため、事前の確認は必須です。


3. 設置レビュー:取付はできるけど簡単とは言えない

初回の取り付けには30分ほどかかりました。カーテンレールに挟み込む形なので工具は不要ですが、思っていたよりコツがいります。

特に「カーテン2」のときは、カーテンレールとの相性が悪く、サイズが若干合っていませんでした。そのため、少し無理やり取り付けることになり、結果的につけ外しが必要になった時に動作不良が起きて故障してしまいました。

一方で、「カーテン3」では取り付け用のローラー部分に複数のサイズオプションが用意されており、自宅のレールにぴったり合うものを選ぶことができました。これは非常に良い改善ポイントだと感じました。

また、動作音については、やはりかなり大きめで「ウィーン」という機械音が響きます。ただ、私は起きる時間に合わせて動作するよう設定しており、目覚まし代わりと割り切れば特に問題は感じていません。


4. 使って分かった便利な点

  • スケジュール設定で毎朝自動開閉
  • 外出中にスマホで操作可能
  • Alexaで「カーテン開けて」と音声操作可能
  • GPS連携で「帰宅時に開く」設定も可能

こういった機能は、生活を“ちょっとだけ”快適にしてくれます。特に子育て中や共働きの家庭にはありがたい機能です。


5. 正直ガッカリした点

  • 動作が不安定なときがある
  • モーター音が大きくて気になる(特に夜間)
  • カーテンの重さやレールの相性によって動作が不安定
  • 電池の減りが早く、数ヶ月に1回に充電が必要になることも

「カーテン2」の時にソーラーパネルを併用していましたが、正直なところ効果があったのかは不明です。我が家の窓がすりガラスで光が届きにくく、充電効率が悪かったのだと思います。

また、「カーテン3」ではソーラーパネルが非対応で使用できず、その点も残念でした。

個人的には、動作音はうるさいものの、起床時に開くようにしているため、ある意味で目覚ましとして機能しており、大きな不満には感じていません。


6. 他製品との比較

製品名操作方法価格帯設置のしやすさ静音性特徴
SwitchBotカーテンスマホ/音声/スケジュール約9,000円+ハブ3,000円◎(後付)△(ややうるさい)導入が手軽でコスパ良し
Nature Remo + 開閉器スマホ/タイマー約15,000円〜○(赤外線環境による)他家電と強力連携
高級電動レール製品(例:モリテックス)専用リモコン/壁スイッチ数万円〜△(工事必要)静音性と安定動作に強み

価格と設置のしやすさではSwitchBotが有利ですが、静音性や安定動作では高価格帯の製品に劣るのが正直なところです。


7. 結論:おすすめする人・しない人

おすすめする人:

  • 毎朝決まった時間に起きたい人
  • SwitchBot製品を他にも使っている人
  • 家族全体でスマートホームに興味がある家庭

おすすめしない人:

  • 音に敏感な人(特に寝室利用)
  • 重たい遮光カーテンを使っている人
  • スマート家電に「静音性」「完璧な動作」を求める人

SwitchBotカーテンは、“スマート家電の入り口”としては手頃で、ちょっと生活が楽になる存在です。ただし、音や動作のクセにはある程度の“慣れ”が必要です。


まとめ

SwitchBotカーテンは、スマートホーム化の第一歩としては面白い製品です。しかし、導入の手軽さと引き換えに、設置のコツ・動作の不安定さ・家族の理解など、“人間側の歩み寄り”が求められます。

「少しだけ生活を快適にしたい」「IoTをちょっと試してみたい」そんな気持ちで導入するにはピッタリです。4年間使ってきた中での失敗や発見も含めて、私はこれからも“音に我慢しながら”使い続けると思います。

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