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SwitchBotカーテンを使い始めて4年以上。カーテン2からカーテン3へ買い替え、引越しも経験しました。
今も使っていますが、家中のカーテンを自動化しているわけではありません。両開きカーテンの窓が3か所あるなかで、設置しているのは寝室の片側1台だけ。それでも十分満足しています。
一方で、取り付け時の故障や引越し後のガリガリ音など、困ったこともありました。ここでは、長く使ったからこそ分かった便利さと弱点、子どもが生まれて変わった使い方をまとめます。
スマートホーム・家電・AI・IoTを使った家庭の効率化は「共働き家庭の自動化まとめ」に整理しています。
1. スマートカーテンって本当に必要? 光を入れる時刻を変えられる
導入した当初は、朝決まった時間にカーテンが開き、自然光で目を覚ませるのが一番の魅力でした。「カーテンくらい自分で開ければいいのでは」とも思いましたが、毎朝何もしなくていいのは想像以上に快適でした。
ただ、子どもが生まれて使い方が変わりました。今は自分が起きたい時刻ではなく、赤ちゃんを起こしたい時刻に合わせて寝室のカーテンを開けています。遮光性の高いカーテンを閉めておくと、わが家では比較的よく寝てくれるのですが、私の目覚まし代わりに開けると赤ちゃんも起きてしまいます。
その分、私は少し起きづらくなりました。それでも、朝の光を入れる時刻を手間なく変えられるのは便利です。赤ちゃんの睡眠への効果を保証する話ではなく、わが家ではこう使い分けているという実例です。
2. 製品概要:両開きでも、片側だけの自動化なら1台で足りた
SwitchBotカーテンは、今あるカーテンレールに取り付けて開閉を自動化する製品です。アプリから操作したり、開閉する時刻を設定したりできます。音声アシスタントや外出先からの操作には、対応するSwitchBotハブなどの連携環境が必要です。レールの形状・寸法への適合も、買う前に確認した方がいいと思います。
両開きカーテンの左右を両方とも自動開閉するには、公式案内では2台必要です。わが家は両開きの窓が3か所ありますが、カーテン3を付けたのは寝室の片側に1台だけ。反対側は閉めっぱなしです。1台で2枚とも動かしているのではなく、片側を開けるだけで朝の採光が足りる、という使い方です。
残り2か所も自動化すれば便利かもしれませんが、朝リビングに行ってサッと手で開ければ済むので、追加費用に見合うとは感じていません。全室自動化を目指すより、まず困っている窓だけ試すのが、私には合っていました。
3. 設置レビュー:同じ本体でも、レールが変わると調整が必要だった

旧記事の設置写真。ソーラーパネルを併用していた当時のもので、現在は使っていません。
初めて取り付けたときは30分ほどかかりました。工具がいらない点は良いのですが、慣れないうちは思ったほど簡単ではありません。
特にカーテン2ではレールとの相性が悪く、サイズがわずかに合わないまま無理をして取り付けました。後でつけ外しが必要になった際に動作不良が起き、故障してしまったのは苦い経験です。
カーテン3はローラー部分に複数の選択肢があり、当時の住まいではレールに合うものを選べました。ところが新居へ引っ越すと、同じカーテン3なのにガリガリという音が発生。付属の別形状のローラーに交換したところ、改善しました。
異音が出たときに確認した点とローラー交換の経緯は、別記事「SwitchBotカーテン3のガリガリ音をローラー交換で改善した話」にまとめています。モーターの通常の動作音と、レールとの相性による異音は分けて考えた方がよさそうです。
4. 使って分かった便利な点:わが家の主役はスケジュール機能

一番使っているのは、決まった時刻に開閉するスケジュール機能です。寝室は開くのも閉じるのも自動。毎回スマホを取り出して操作することはほとんどありません。
使える機能には、次のようなものがあります。外出先や音声での操作には対応ハブなどの連携環境が必要です。
- 時刻を決めて自動開閉するスケジュール
- 外出先からスマホで操作
- Alexaなどの音声アシスタントで操作
- GPSの位置情報を使うジオフェンス連携(ベータ版)
ジオフェンスは到着・出発を条件にしたオートメーションに使えます。ただし、位置情報の常時許可などが必要で、公式も動作が不安定な場合があると案内しています。これらをすべて日常的に使っているわけではなく、わが家では設定した時刻に開閉できるだけで十分でした。
カーテンを毎朝手で開ける時間そのものは短いです。それでも、誰かが開けに行かなくても決まった時刻に光が入ることには価値がありました。
5. 正直がっかりした点:静音化できても、充電の手間は残る
レールとの相性に加えて、動作音や充電も気になる点でした。カーテンの重さや取り付け条件によっては動作が不安定になるため、設置後の動きも確認しておきたいところです。
以前は「ウィーン」という動作音が大きく、寝室では気になると感じていました。現在は、第3節のローラー交換でガリガリ音を改善したうえで、QuietDrift(静音)モードを使っています。わが家では、その動作で赤ちゃんが起きることはありませんでした。音への反応は家庭や子どもによって違いますが、以前とは評価が変わりました。
ただし、公式によるとQuietDriftは通常よりバッテリー消費が増えます。スケジュールには設定できますが、Alexaなどの音声操作ではQuietDriftで動かせません。静かに動かしたい寝室では、操作方法も含めて設定を確認しておきたいです。
カーテン3は専用の「ソーラーパネル3」に対応しています。旧モデル向けパネルも、メーカーは落下やケーブル断線を防ぐ固定を条件にカーテン3への接続を案内しています。対応していることと、わが家で使うかどうかは別の話でした。
私はカーテン2でソーラーパネルを使った際、すりガラスなどの環境もあって充電効果を実感できませんでした。延長ケーブルなどで配置を変える案は考えましたが、試していません。今はソーラーを使わず、残量が減ったらモバイルバッテリーで充電しています。カーテン3の電池持ちには満足していますが、日数や充電頻度は測っておらず、QuietDriftでどの程度消費が増えたかも未測定です。
この方法には注意点があります。公式によると、カーテン本体の残量が10%以上ならモバイルバッテリーで充電できます。10%未満では低電流での充電に切り替わり、市販のモバイルバッテリーが自動停止して充電を続けられない場合があります。その場合は5V1Aの充電器など、公式が案内する方法を使います。10%はモバイルバッテリー側ではなく、カーテン本体の残量です。
ソーラーについての公式情報:SwitchBotカーテン3/ソーラーパネル3/旧ソーラーパネルの互換性案内。
6. 他製品との比較:後付け本体・連携機器・電動レールは分けて選ぶ
後付け式だけでなく、レール自体を電動化する方法もあります。Nature Remoはカーテンを動かす本体ではなく、別売の開閉機との組合せです。私は他社製品を長期間使い比べていないため、価格や静音性の優劣は断定せず、必要な機器と設置条件で比べます(公式情報の確認日:2026年10月30日)。
比較の公式情報:Nature Remoの対応機器一覧(mornin’ plus連携)
| 方式・構成 | 操作・連携 | 費用と設置 | 確認すべき条件 |
|---|---|---|---|
| SwitchBotカーテン3 | アプリ/スケジュール/対応ハブ経由の音声・遠隔操作 | 本体+必要ならハブ代。既存レールに適合する型を選ぶ | 今のレールを使い、必要な窓から始めたい人向け。適合寸法と音を確認。QuietDriftは電池消費増 |
| mornin’ plus+対応Nature Remo | 別売開閉機と連携。公式はRemo 3/Lapisの対応を案内 | 開閉機と対応Remoの合計で検討。Remo単体では動かない | 対応Remoをすでに持ち、家電操作をまとめたい人の検討候補。開閉機の対応レール・音を別途確認 |
| 電動カーテンレール方式 | 専用の駆動部・操作機器。操作方法は製品ごとに確認 | レール・施工費・電源条件を含め個別見積もり | レールごと交換する計画があり、施工・電源も含めて検討できる人向け。音は候補機種で確認 |
今の私なら、まず「本当に毎日自動で開けたい窓はどこか」を決めます。寝室の片側だけで朝の採光が足りるなら1台から。左右とも動かす必要があれば構成と費用を見直す。レールとの相性や動作音が許容できるかも、設置場所ごとに確認したいところです。
7. 結論:便利さより、調整や充電を受け入れられるか
おすすめしたいのは、毎日決まった時刻に採光したい人、既存のレールを使って後付けしたい人、まず1か所から自動化を始めたい人です。
一方、レールの寸法や取り付け条件が合わない人、調整や充電を一切したくない人は慎重に考えた方がよさそうです。重い遮光カーテンだから一律に不向きというより、使う型番の対応重量とレールへの適合、実際の動きを確認する必要があります。
寝室だから一律に避けるのではなく、静かに動かす設定と設置条件を確認できるかが判断の分かれ目です。家族が寝ている時間帯に使うなら、実際の音への反応を確かめてから運用を決めたいところです。
まとめ:4年以上使って、今も寝室の片側1台で満足
4年以上使って残ったのは、家中を自動化したいという気持ちより、毎日使う場所だけを自動化すればいいという実感でした。
取り付けや充電の手間はあります。それでも、育児に合わせて光を入れる時刻を変えられる今の運用には満足しています。これから始めるなら、まず一番困っている窓と、動かしたいカーテンの枚数から考えてみてください。


