導入|未来感より「数年後も残ったか」を答え合わせする
数年前、「カーテンが勝手に開く」「鍵がスマホで開く」「声で家電が動く」というだけで、かなり未来の家に近づいた気がしました。
面白そうなものを試し、SwitchBotカーテン、スマートロック、Google Nest Audio、赤外線リモコン連携などを家庭で使ってきました。電力データを取得できるスマートメーターのBルートまで申し込んだこともあります。
購入記録をさかのぼると、2021年9月にはSwitchBotカーテン周辺機器の記録が残っています。公開済みのSwitchBotカーテン記事でも、2025年時点で「4年間使ってきた」と振り返っています。個々の機器は途中で買い替えていますが、わが家のスマートホーム運用はおおむね5年になりました。
では、約5年たって家中がどんどんスマートになったのか。
実際は逆でした。
今も毎日使うものはあります。一方で、使わなくなった仕組み、機器を買い替えたもの、期待ほど管理を減らせなかったものもあります。引っ越したことで、前の家では問題なかった機器の評価が変わったこともありました。
そこで今回は、「スマートホームは便利か」ではなく、「結局、生活の手間は減ったのか」を答え合わせします。
先に結論|後悔は少ない。ただ、便利さは生活が変われば変わる
わが家の場合、スマートホーム化そのものを後悔しているわけではありません。
ただ、今も残っているものと、便利だったのに使わなくなったものはかなり入れ替わりました。カーテンは寝室だけ自動化を継続。スマートロックは新居では使っていません。スマートスピーカーも家電の音声操作はほぼやめ、朝の出発カウントダウンと天気確認が主な用途になりました。
ただし、約5年使って分かったのは「スマート化したものが多いほど便利」というわけではないことでした。
約5年使って一番変わったのは、「残ったか、やめたか」の二択では見られなくなったことです。掃除ロボットは故障して止まりましたが、また購入したい。スマートロックは機器への不満より、新居の構造によってメリットが薄れました。Nest Audioは家電操作をやめても別の用途で残っています。便利さは固定ではなく、家・家族・生活時間が変われば役割も変わります。
逆に残りにくかったのは、スマホで操作できるだけのもの、目的が曖昧なデータ取得、住宅設備との相性に強く依存するもの、管理のために別の作業が増えるものです。
私の中では、スマートホームの評価軸は「何ができるか」から、次のように変わりました。
毎日どれだけ操作を減らせるか。
判断する回数を減らせるか。
家族が仕組みを知らなくても成立するか。
電池交換や再設定を含めても手間が減るか。
壊れたときに普通の家へ戻れるか。
今は、この条件を満たすかだけでなく、「今の家・家族・生活時間に合っているか」まで含めて判断するようになりました。
約5年使ったスマートホームの現在地
スマートホーム機器は一気にそろえたわけではありません。約5年の間に導入し、引っ越しや子育てを経た現在地を整理すると、単純な「継続/停止」ではなくなりました。継続、用途変更、環境変化による停止、故障したが再導入したいもの、定着しなかったものがあります。
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機器・仕組み |
導入時期 |
目的 |
現在も使用? |
満足点 |
面倒だった点 |
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SwitchBotカーテン(2→3) |
2021年頃 |
朝の開閉を自動化 |
○(寝室のみ・カーテン3) |
毎朝の「開ける」を消せた |
音・充電・レール相性。2は動作不良で3へ。新居では静音モードで継続 |
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SwitchBotロック |
2022年9月 |
鍵の出し入れ・施錠確認を減らす |
×(新居では停止) |
鍵を探す操作と確認回数が減った |
旧居で電池交換2回・解錠トラブル。新居では住宅条件で停止 |
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Google Nest Audio+ルーティン |
2023年7月 |
音声操作・朝の情報確認 |
△(本体は使用・音声家電操作は停止) |
出発前カウントダウン・天気確認 |
赤ちゃんを起こしたくないため音声家電操作は停止 |
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SwitchBot Hub 2+赤外線操作 |
2024年12月 |
既存家電・SwitchBot連携 |
△(家電操作は現在ほぼ停止) |
既存家電を買い替えず連携 |
エアコン制御では赤外線が別室まで届き複数台が反応 |
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スマートメーターBルート |
2021年9月 |
電力データ取得 |
×(実活用せず) |
技術的にはデータ取得可能 |
利用目的が曖昧で生活改善につながらず |
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カーテン用ソーラーパネル |
2021年頃 |
カーテン充電を減らす |
旧カーテン2で使用 |
充電作業削減を狙えた |
すりガラス環境で効果を実感できず |
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掃除ロボット |
時期未確認 |
床掃除の自動化 |
×(故障停止・再購入意向) |
便利さを感じており再購入したい |
本体故障で停止 |
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ベビーカメラ |
子育て開始後 |
子どもの見守り |
○(毎日使用) |
子育て開始後に毎日使うようになった |
毎日使うが自動化機器ではない |
表の中でも対照的なのが、掃除ロボットとベビーカメラです。掃除ロボットは故障して使用停止中ですが、便利さ自体は感じていたので再購入したいと考えています。一方、子どもが生まれてから毎日使うようになったのがベビーカメラです。以前は必要なかった機器が、ライフステージの変化で一気に定着しました。
玄関の人感センサーライトと宅配ボックスも活躍しています。一方、棒状の間接照明は手動、テープライトは暗くて停止、照明の音声操作も手動へ戻しました。温湿度センサーと人感センサーはありますが、現在は自動化には使っていません。Google TV Streamerも使っていますが自動化用途ではありません。
洗濯機は本体タイマーで帰宅時に終わるようにし、食洗機は普通に使っています。どちらもスマートホーム連携はしていません。それでも生活の待ち時間や家事を減らせています。
こうして並べると、高度に連携したものほど残ったわけではありません。単純でも生活から操作や待ち時間を消す仕組み、あるいは今の生活課題に合っている機器の方が自然に定着しています。
残ったもの・やめたものを現在地から見る
数年間の運用と引っ越し、子育てを経て、今も残っているものはかなり絞られました。しかも「以前便利だったか」だけでは決まりません。今の生活で無理なく使えることが重要でした。
SwitchBotカーテン|毎朝の「開ける」を消した
SwitchBotカーテンは、機器自体はカーテン2からカーテン3へ買い替えましたが、「朝に自動でカーテンを開ける」という自動化は残りました。
ここが重要だと思っています。
スマホでカーテンを開けられること自体は、そこまで大きな時短ではありません。スマホを手に取り、アプリを開き、ボタンを押すなら、自分でカーテンを開けるのと大差ない場面もあります。
一方、起床時間に合わせて自動で開くなら、操作そのものがありません。
一方、通常の動作音も実際に問題になりました。家族から「外してほしい」と言われたこともありますが、静音モードにするとかなり静かになり、現在は寝室だけ継続しています。便利だから家中に増やすのではなく、追加するかは今のところ未定です。なお、後述する引っ越し後の大きな異音は、これとは別のトラブルです。
SwitchBotカーテン単体の音や故障、カーテン2から3への買い替え経緯は、既存の「SwitchBotカーテンを4年使った正直レビュー」で詳しく整理しています。
SwitchBotロック|便利だったが、新居では使わなくなった
SwitchBotロックは2022年9月に導入し、旧居では長く使いました。
旧居では利用頻度が高く、鍵の出し入れや施錠確認を減らせたため便利でした。
ところが新居では玄関に2台必要になり、さらにロビーを通るときには結局キーが必要です。「鍵を持たなくていい」というメリットが薄れたため、現在はスマートロックを使っていません。機器そのものの評価より、住宅側の条件で価値が変わった例です。
一方で、完全にメンテナンス不要ではありません。これまでに電池交換を2回経験しています。旧居では一度、電池残量が少ないタイミングで解錠しにくくなり、強制解錠で回避したこともあります。物理キーを残していたことは、実際の回避方法とは別に、故障時のフェイルセーフとして重要だと考えています。
スマートホームは故障しないことより、「故障しても普通の生活に戻れること」の方が大事だと感じた例です。
個別の使用感や電池、トラブルについては「SwitchBotロックを2年使って分かった真のメリット・デメリット」にまとめています。
Google Nest Audio|家電操作はやめても、カウントダウンと天気確認は残った
Google Nest Audioは2023年7月に購入しました。
導入時は声で家電を操作できること自体に未来感があり、照明やテレビをまとめて動かすルーティンも使っていました。ところが赤ちゃんがいる今は、起こしたくないため、家電の音声操作はほぼ使わなくなりました。
それでもスマートスピーカー自体をやめたわけではありません。朝の準備では、出発10分前、5分前、1分前、0分のカウントダウンとして使い、天気の確認にも使っています。
照明も今は声で動かさず手動です。便利だった機能でも、家族構成や生活時間が変われば使わなくなることがあると実感しました。
以前は、複数操作を一つにまとめることで「操作方法の変更」ではなく「操作の削減」になっていました。今はその使い方が生活に合わなくなり、カウントダウンと天気確認へ役割が変わっています。
SwitchBot Hub 2と赤外線操作|便利でも、今の生活では停止中
2024年12月にはSwitchBotカーテン3と一緒にHub 2を購入しました。以前はテレビやエアコンなどの赤外線家電をまとめて操作していましたが、音声での家電操作をやめた現在は、Hub経由の家電操作もほぼ使っていません。
テレビやエアコンなど、もともと赤外線リモコンで動く家電をスマートホーム側へ寄せられるのは便利です。家電そのものをスマート対応製品へ買い替えなくても、既存機器をまとめて扱えます。
エアコンは温度を条件にオン・オフする自動化も試しました。しかし赤外線の届く範囲が広く、部屋をまたいで複数のエアコンが反応してしまったため、現在は停止しています。自動化できることと、自宅の間取りで狙いどおり動くことは別でした。
そのため、私にとってHub 2は「ハブを使いたいから置く機器」ではありません。カーテンや既存家電の自動化を成立させる裏方です。
裏方として意識しなくて済む間は価値がありますが、再設定やトラブル対応が頻繁になれば評価は変わります。
逆に、使わなくなったもの・想定ほど使わなかったもの
今回振り返ってみると、「大量にスマートホーム機器を捨てた」という状態ではありませんでした。
むしろ、残らなかったのは機器そのものより「やり方」です。
電力データのBルート|できることと、やる意味は別だった
2021年、東京電力のスマートメーターでBルートを利用するための申し込みを行い、設定も完了しました。
技術的には面白いです。家庭の電力データを取得し、可視化や自動化へつなげられます。
ただ、結局ほとんど活用しませんでした。
理由は単純で、「何のために電力データを見るのか」が先に決まっていなかったからです。
データを取れる。
グラフにできる。
IoTとして面白い。
そこまではあっても、見た後に何を変えるのかが決まっていなければ、生活はラクになりません。
これは今回の記事で最も分かりやすい「自動化できる=効率的ではない」例です。
カーテン2|自動化は残ったが、ハードは残らなかった
SwitchBotカーテンは長く使っていますが、同じ機器を5年間使い続けたわけではありません。
カーテン2では、自宅のカーテンレールとの相性がよくなく、少し無理をして取り付けていました。つけ外しが必要になった際に動作不良が起き、その後はカーテン3へ買い替えています。
つまり、「カーテンを自動で開ける」という仕組みには価値があったので残りましたが、機器は住宅側の条件に合うものへ変わりました。
スマートホームはサービスや自動化の単位で見ると長く続いても、ハードは途中で交換する前提になることがあります。
カーテン用ソーラーパネル|充電をなくす期待ほどではなかった
カーテン2ではソーラーパネルも使っていました。
狙いは、当然ながら充電の手間を減らすことです。
ただ、わが家の窓はすりガラスで、どの程度充電できていたのか効果を実感できませんでした。
自動化機器を増やしても、その機器を維持するために「充電する」「電池を替える」という作業が増えることがあります。そのメンテナンスまで消せると理想ですが、わが家ではソーラーパネルまで含めて完全に手離れした、とは言えませんでした。
「アプリで操作できる」はゴールではなかった
最初の頃は、家電がスマホから動くだけでも便利だと感じました。
今は、アプリ操作はむしろ非常時や設定変更のための手段だと考えています。
照明をつけるためにスマホを探す。
エアコンを切るためにアプリを開く。
カーテンを開けるために画面を何回かタップする。
これでは、リモコンがスマホへ移っただけです。
長く残りやすかったのは、時刻やルーティンで自動実行し、普段はアプリを開かなくても済む使い方でした。
一番の誤算|スマートホームにもメンテナンスがある
スマートホームを始めた頃は、機器を設置して設定すれば、その後は勝手に働いてくれるイメージがありました。
実際には、スマートホームにも「家事」があります。
カーテンの充電。
スマートロックの電池交換。
Wi-Fiやハブの確認。
機器の再設定。
引っ越し後の付け直し。
カーテンレールとの相性確認。
不具合が出たときの切り分け。
1回ずつは小さな作業でも、機器が増えるほど管理対象は増えます。
特に印象的だったのがSwitchBotカーテンです。
旧居で使っていたカーテン3を新居へ持っていったところ、以前よりかなり大きな異音が出るようになりました。同じ機器でも、取り付けるカーテンレールが変われば挙動が変わります。
付属していた別形状のローラーへ交換するとかなり改善しましたが、レール寸法などを厳密に測定したわけではないため、異音の原因を断定するつもりはありません。
ここから学んだのは、スマートホーム機器は「機器単体」では評価できないことです。
家と組み合わせて初めて動くものは、住宅設備まで含めて一つのシステムです。
引っ越したら「前の家で使えた」が通用しなかった
スマートホームの引っ越しは、普通の家電より少し面倒です。
テレビなら、新居でコンセントへ挿せば基本的には使えます。
しかしスマートホーム機器は、家側の条件に左右されます。
カーテンならレール形状。
スマートロックならサムターンやドア周辺の形状。
赤外線リモコンなら家電とハブの位置関係。
各機器の通信にはWi-Fi環境。
自動化ルールには部屋や機器名。
引っ越し前に「使えていた」という実績が、そのまま新居での動作保証にはなりません。
わが家ではカーテンがその典型でした。
逆に、スマートロックのように元の鍵を残したまま後付けできる機器は、環境が変わったときにも「合わなければ外す」という逃げ道があります。
今後スマートホーム機器を選ぶなら、性能表だけでなく「次の家でも使えるか」「外したら普通の家に戻せるか」も見ます。
自分だけ便利では足りない|家族が使えることが重要
家庭のスマートホームで難しいのは、設定した本人だけが仕組みを知っている状態です。
アプリの場所。
機器の名前。
自動化ルール。
Wi-Fiが切れたときの復旧方法。
全部を家族に覚えてもらう前提にすると、便利な家ではなく「管理者がいないと困る家」になります。
長期運用で重要だったのは、家族が仕組みを詳しく知らなくても生活できることでした。
カーテンは寝室で決まった時刻に自動で動く。
玄関の人感センサーライトは、人が来れば何も操作せず点灯する。
洗濯機は本体タイマーだけでも、帰宅時に洗濯が終わるようにできる。
このように、普段は仕組みを意識しなくてよく、困ったときは従来の方法へ戻れる方が家庭では強いです。
逆に、本人しか分からない複雑な自動化を増やすほど、本人がサポート窓口になります。
設定を作る時間だけでなく、家族への説明やトラブル対応まで含めて効率を考える必要があります。
約5年使って分かった、後悔しにくくする5つの判断軸
約5年の答え合わせから、今なら製品名や「できること」の多さより、次の5つを見ます。
1. その操作や確認は、今の生活で何度も発生するか。
カーテンの開閉のように毎日起きることは、自動化の効果を感じやすいです。一方、Bルートのように「データを取れる」ことが先に来ると、使い道が定まらないまま終わることがあります。
2. 操作方法を変えるだけでなく、操作や待ち時間そのものを減らせるか。
アプリで照明をつけるだけなら、リモコンがスマホへ移っただけです。逆に玄関の人感ライトや洗濯機のタイマーは高度なスマートホームではありませんが、操作や待ち時間を実際に減らしています。
3. 今の家と家族に合っているか。
ここは以前より重視するようになりました。旧居で便利だったスマートロックも、新居では玄関に2台必要で、ロビーでは結局キーが必要になりました。音声操作も、赤ちゃんを起こしたくない今の生活には合いません。便利だった仕組みでも、生活条件が変われば評価は変わります。
4. 維持するための手間が、減らした手間を上回らないか。
電池交換、充電、Wi-Fi、ハブ、再設定、住宅設備との相性確認。機器が増えるほど管理対象も増えます。自動化で消せる操作より、維持作業の方が気になるなら本末転倒です。
5. 合わなくなったとき、普通の生活へ戻れるか。
故障しないことだけでなく、手動へ戻れることも重要です。照明なら壁スイッチ、エアコンなら元のリモコン。後付け機器なら外して元へ戻せるかも見ます。掃除ロボットのように故障して止まっても再購入したいものもあれば、スマートロックのように環境が変わって外すものもあります。「使わなくなった=買って後悔した」とは限りません。
この5つは、すべて満たさなければ導入しないというチェックリストではありません。今の私なら、まず生活上の面倒を一つ決め、その家庭で無理なく続けられる方法から試します。スマートホームを作ること自体を目的にしないためです。
まとめ|スマートホームは「機器を増やす」ほど便利になるわけではなかった
約5年スマートホームを使ってきて、導入そのものへの後悔はあまりありません。ただ、「一度便利だったものは、ずっと便利なまま」というわけでもありませんでした。
カーテンは騒音問題を静音モードで解決し、寝室だけ継続。スマートロックは新居の構造に合わず停止。Nest Audioは子育てをきっかけに家電操作をやめ、カウントダウンと天気確認へ役割が変わりました。掃除ロボットは故障して止まりましたが再購入したい。一方、子どもが生まれてからベビーカメラは毎日使っています。
この違いを見ると、「使っている=成功」「使わなくなった=後悔」と単純には分けられません。家、家族、生活時間が変われば、必要な仕組みも変わります。
そして意外だったのは、解決策がスマートホーム機器である必要すらなかったことです。玄関の人感ライト、宅配ボックス、洗濯機のタイマー、食洗機のように、高度な連携がなくても生活の操作や待ち時間は減らせます。
今も目指したいのは「そもそも操作しなくていい家」です。ただし、何でも自動化する家ではありません。その時の生活課題に合い、維持する手間まで含めてラクになるところだけ自動化する。
これからスマートホームを始めるなら、「どの製品を買うか」より先に、「今の生活で何をしなくて済むようにしたいか」を一つ決める。約5年使った今は、そこから始めるのが一番だと考えています。
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