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JEPQと高配当ETF/投信を比較!SCHD・VYM・楽天日本株とどう違う?

JEPQ・SCHD・VYM・楽天高配当ファンドを比較したアイキャッチ。配当アイコンとキャラクター、米国・日本を象徴するモチーフ入り。 お金と投資
JEPQとSCHD・VYM・楽天高配当を比較したイメージ画像

最近、日本でも「JEPQ(楽天・米国株式・NASDAQカバードコール毎月分配型)」がリリースされました。
「配当が毎月出る!」ってだけで投資家の心をくすぐるんだけど、実際どうなの?と思う人も多いはず。

そこで今回は、**JEPQと人気の高配当ETF「SCHD」「VYM」、そして日本株の「楽天・高配当株式ファンド」**を並べて比較してみます。
目的別にどれを選ぶべきかも整理するので、ぜひ参考にしてみてください。


JEPQの特徴

  • 運用会社:JPMorgan
  • 投資対象:ナスダック100(NVDA、MSFT、AAPLなど)+コールオプション
  • 配当利回り:10〜11%(毎月分配)
  • 経費率:0.35%

コールオプション戦略って?

JEPQの最大の特徴は、「カバード・コール戦略」を使っていること。

  • カバード・コールとは?
    ETFが保有している株(例:ナスダック100の銘柄)に対して、「一定の価格で株を売る権利(コールオプション)」を他の投資家に売ることで、その“プレミアム収益”を得る仕組みです。
  • どういう効果がある?
    • 毎月の分配金の原資が増える → 高配当を実現できる
    • 株価がヨコヨコ〜下落する局面でもプレミアム収益があるためリターンが安定しやすい
  • デメリットは?
    株価が大きく上昇した場合、オプションを売っているせいで上昇分を取り切れない。つまり「天井に頭をぶつける」イメージです。

JEPQは「高配当の源泉はオプション収益」という点がポイント。これを理解してるかどうかで評価が変わります。


SCHDの特徴

  • 運用会社:Charles Schwab
  • 投資対象:米国の高配当・財務優良100社
  • 配当利回り:3.5〜4%前後(四半期分配)
  • 経費率:0.06%
  • 強み:配当成長も意識されていて、増配実績が優秀。

👉 「米国高配当株の王道」。分配はそこまで高くないけど、成長と安定性のバランスが◎。


VYMの特徴

  • 運用会社:Vanguard
  • 投資対象:米国の高配当株約500銘柄(金融セクター多め)
  • 配当利回り:2.8〜3.2%前後(四半期分配)
  • 経費率:0.06%
  • 強み:広く分散されていて、個別リスクが小さい。

「守りの高配当」。広く分散する代わりに、利回りはやや控えめ。


楽天・高配当株式・日本ファンド(四半期決算型)の特徴

  • 運用会社:楽天投信
  • 投資対象:日本の高配当株100銘柄
  • 配当利回り:おおよそ3〜4%(年4回分配)
  • 信託報酬:0.297%
  • 強み:円建てで日本株にアクセスでき、NISA枠で使いやすい。

「日本株で配当を狙いたい人向け」。米国ETFが苦手な人にはちょうどいい選択肢。


4つの比較まとめ

ファンド利回り経費率分配頻度投資対象特徴
JEPQ10〜11%0.35%毎月ナスダック100+オプション高配当+テック。上昇取り切れず
SCHD約3.7%0.06%四半期米国高配当100社配当成長◎・安定株
VYM約3.0%0.06%四半期米国高配当500社分散広め・利回り控えめ
楽天日本高配当約3〜4%0.297%四半期日本高配当100銘柄円建てで手軽、日本株投資向け

どれを選ぶ?シーン別おすすめ

  • 毎月の配当でキャッシュフローを作りたい → JEPQ
  • 長期で安定配当+増配を狙いたい → SCHD
  • 分散重視でリスク低めにしたい → VYM
  • 日本株で手軽に配当投資したい → 楽天高配当

まとめ

JEPQは「米国ハイテク×毎月配当」という唯一無二の存在。
でもその裏には「コールオプション戦略」というクセもあるので、**“高配当だけど上昇余地を削る”**という性質を理解しておく必要があります。

一方、SCHDやVYMは王道の米国高配当。楽天高配当は円建て&日本株で安心感アリ。

結論:ポートフォリオに合わせて「JEPQでアクセント+SCHD/VYMで土台、日本株でローカル強化」がバランス良さそう!

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