Sassyの歯固めをスチーム消毒したら羽が変形|赤ちゃんのおもちゃのお手入れ失敗談

消毒で失敗して歯固めが変形した体験を描いた、スチーム消毒器と歯固めとラッパを前に困るキャラクターのイラスト

赤ちゃんのおもちゃは、何でもスチーム消毒できるわけではありません。わが家ではSassyの歯固めの羽が曲がりました。先に製品の手入れ方法を確認すべきでした。

Sassy「カミカミみつばち」をスチーム消毒したら、羽が曲がった

使っていたのは、Sassyの歯固め「カミカミみつばち」。羽がそれぞれ違う素材や感触になっている、カラフルなおもちゃです。

これを、わが家で使っているスチーム消毒器に入れて消毒したところ、羽の部分が曲がってしまいました。水洗いや熱湯をかけただけの話ではなく、実際にスチーム消毒器に入れたときの失敗です。

後から公式の商品案内を確認すると、煮沸消毒、電子レンジによる蒸気消毒、薬液消毒、熱湯消毒はいずれも不可。水で湿らせて固く絞った布などで拭き、しっかり乾燥させるのが指定のお手入れ方法でした。

「歯固めは口に入れるものだから消毒した方がいい」と考える前に、そもそもその歯固めが消毒に対応しているのか確認するべきでした。スチームを当てて曲がったからといって、製品の不具合とは言えません。

DADWAYの注意事項では、変形・破損した製品は使用しないよう案内されています。形が変わった歯固めをそのまま使い続けるのは避けるべきです。

プーさんのラッパも音が出なくなり、100円ショップで買い直した

もう一つ困ったのが、タカラトミーの「Dear Little Hands くまのプーさん あかちゃんのラッパ」です。吹いても吸っても音が出るおもちゃで、実際にわが家でも使っていました。

このラッパは水洗いもしましたし、スチーム消毒器にも入れました。その後、音が鳴らなくなりました。ただ、今振り返ると、水洗いした時点ですでに鳴らなくなっていた可能性があります。

そのため、「スチーム消毒でラッパが壊れた」とは言い切れません。水が内部に入ったのか、熱が関係したのか、それとも別の原因だったのかは確認できていません。

使えなくなったので、最終的には100円ショップで別のラッパを購入しました。プーさんのラッパについては、今回確認できたメーカーの商品ページだけでは水洗い・スチーム消毒の可否を特定できませんでした。使用するなら製品に付属する説明書を確認するのが確実です。

使った消毒器はHi-Rose「スチームメイト HR-BS501」

わが家で使用していたのは、Hi-Rose(ハイローズ)の「ほ乳びん スチーム除菌&乾燥器 スチームメイト HR-BS501」です。現物の型番も確認しました。

販売元の製品案内では、除菌のみ約12分、除菌から乾燥まで約54分とされています。ただし、これは機器の仕様です。歯固めやラッパを当時どのモードで何分処理したかまでは、記録がないため分かりません。

スチームメイト自体を問題にしたいわけではありません。哺乳びんや乳首などの除菌を目的とした機械でも、入れる側のおもちゃがその方法に対応しているとは限らない、という話です。

「洗える」「消毒できる」は同じ意味ではなかった

今回ややこしかったのは、赤ちゃん用品のお手入れ方法が製品によって違うことです。例えば、布で拭くことが指定されているもの、水洗いできるもの、煮沸や蒸気による消毒に対応しているものがあります。

Sassyの「カミカミみつばち」は、公式案内によると濡らして固く絞った布で拭いて乾かす製品です。一方、哺乳びんや乳首の中には、材質やメーカーの指定に応じてスチーム消毒できるものがあります。

つまり、消毒器に入るサイズだから使える、という判断はできません。口に入れるおもちゃでも、製品の注意表示が優先です。

「まず洗う」と「必要に応じて消毒する」を分ける

衛生管理では、汚れを落とすための洗浄と、追加で微生物を減らすための消毒を分けて考える必要があります。米国CDCも、哺乳びんなどの授乳器具について、まず使用後に洗浄し、その後に必要に応じて消毒する流れを案内しています。

ただし、CDCの手順は主に授乳器具のものです。歯固めや音の鳴るおもちゃに、そのまま同じ方法を当てはめてよいわけではありません。

特に、ラッパのように内部に空間や音を出す仕組みがあるものは、外側がプラスチックだからといって丸洗い・蒸気消毒に対応しているとは限りません。製品ごとの説明書を見て判断する必要があります。

赤ちゃん用品の消毒は、いつまで続ける必要がある?

赤ちゃん用品をどこまで消毒するべきかも、気になるところです。調べてみると、少なくとも「すべての用品を毎回スチーム消毒する」という一律の答えではありませんでした。

米国CDCは、授乳器具を毎回きちんと洗うことを基本とし、生後2か月未満、早産で生まれた赤ちゃん、免疫機能が弱い赤ちゃんでは毎日の消毒が特に重要だと案内しています。それ以外の健康な月齢の進んだ赤ちゃんでは、使用後に十分洗浄できていれば毎日の消毒が必須とは限らない、という考え方です。

一方、英国NHSは哺乳びんや乳首などの授乳器具について、少なくとも生後12か月まで消毒するよう勧めています。公的機関でも推奨が異なるので、何か月で一律にやめてよい、と断定するのは難しいと感じました。

国内ではピジョンの小児科医監修記事が、離乳食が始まるころから体調や発達に応じて洗浄・乾燥中心へ段階的に移行する考え方を紹介しています。ただし、これはすべての乳児やすべての用品に当てはまる決まりではありません。

早産や持病などで衛生管理に注意が必要な場合は、医療者の指示を優先したいところです。また、哺乳びんの消毒を続ける場合でも、歯固めやラッパのような非対応のおもちゃを無理に消毒器へ入れることとは別の問題です。

同じ失敗を避けるため、今ならこう確認する

次に赤ちゃんのおもちゃを手入れするなら、まず「何で洗えるか」ではなく、「メーカーがどの方法を認めているか」を確認します。

  • 水洗いしてよいか。水に浸してよいか、濡れ布で拭くだけか。
  • 消毒が必要な場合、煮沸・スチーム・薬液のどれに対応しているか。
  • 分解できる部品や内部に水が入りそうな部分はないか。
  • 手入れ後の乾燥方法、破損や変形があったときの使用中止条件はどうなっているか。

商品の説明書が見つからなければ、メーカー公式の商品ページや問い合わせ窓口で確認します。タカラトミーには、Webに載っていない取扱説明書の掲載希望や問い合わせの案内もあります。

消毒器側の説明書だけでなく、実際に入れるものの取扱説明書も見る。今回の失敗は、そこを省いてはいけないと感じた経験でした。

まとめ:洗えるか・消毒できるかを確かめてから手入れする

今回の失敗は、赤ちゃん用品を清潔にしたかったのに、製品ごとのお手入れ方法を確認せず消毒してしまったことです。Sassyの歯固めはスチーム消毒で羽が曲がり、メーカーが案内するのは布で拭いて乾かす方法でした。

プーさんのラッパも水洗いとスチーム消毒をした後に音が出なくなりましたが、どの段階で不具合が起きたのか分からず、原因は断定できません。結局、100円ショップで代わりを購入。こちらも洗い方や消毒への対応を先に確認すべきでした。

今なら、まず水洗いできるか、拭き取りだけなのかを調べ、消毒が必要なものだけ対応した方法で扱います。哺乳びんなどの授乳器具と、歯固めや音の鳴るおもちゃは別です。消毒を続ける期間も赤ちゃんの月齢や健康状態で条件が違うため、一律には決めません。清潔にすることと、製品を安全に使い続けることの両方を大切にしたいと思います。

参照した公式情報

DADWAY公式:Sassy「カミカミみつばち」の商品・お手入れ方法 https://www.dadway-onlineshop.com/shop/g/gTYSA80777/

タカラトミー公式:「Dear Little Hands くまのプーさん あかちゃんのラッパ」 https://www.takaratomy.co.jp/products/babyonline/lineup/detail.html?jancode=4904810393856

アカチャンホンポ公式:「スチームメイト HR-BS501」製品案内 https://shop.akachan.jp/shop/g/g240486100/

CDC公式:How to Clean, Sanitize, and Store Infant Feeding Items https://www.cdc.gov/hygiene/about/clean-sanitize-store-infant-feeding-items.html

NHS公式:Sterilising baby bottles https://www.nhs.uk/baby/breastfeeding-and-bottle-feeding/bottle-feeding/sterilising-baby-bottles/

※製品仕様・公式案内は2026年10月25日時点で確認。お手入れ方法は手元の製品の取扱説明書を優先してください。

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