結婚式のオープニングムービーとプロフィールムービーを、式場へDVDで提出する必要がありました。しかも指定は「自動再生できること」。手元にはMacしかなく、DVDを焼く環境もありませんでした。
ネットカフェでは作れず、家電量販店で外付けDVDドライブを購入。式場近くのカフェでDVDを焼いてスタッフに手渡し、2本とも事前試写をクリアしました。ただ、DVD作成ソフトを買い間違え、ソフト代だけで合計6,996円かかってしまいました。
ネットカフェでは作れず、家電量販店でドライブを購入
最初はネットカフェでDVDを作れるだろうと思っていましたが、うまくいきませんでした。仕方なく家電量販店で外付けDVDドライブを購入し、自分のMacで焼くことに。作業したのは、式場の近くにあるカフェでした。
以前にも自分でDVDを焼いた経験があったので、今回も自分で何とかしようと思っていました。式場には映像やDVDを制作してくれるサービスもあった記憶がありますが、自分で作った動画をDVDに焼くだけの依頼ができたかは覚えていません。ほかの業者に頼む発想はなく、必要なものをそろえて自分で作業しました。
外付けドライブだけでは、指定どおりのDVDを作れなかった
外付けDVDドライブがあれば何とかなると思っていたのですが、式場から求められていた自動再生の状態にはうまくできませんでした。DVDに動画を書き込めても、式場の機材で再生できる形にするには別の準備が必要だったんです。
購入したのはロジテックの外付けDVDドライブ「LDR-PWA8U3CVWH」(ホワイト)でした。本体はMacにも対応していますが、付属するCyberLinkのDVD再生・編集・書き込みソフトはWindows専用。ロジテックの公式サイトにも、付属ソフトはMacでは使えないと明記されています。ドライブはMacで使えても、DVD-Videoを作るソフトまでそろうわけではなかったんです。結局、Macで使えるDVD作成ソフトを別に探すことになりました。
「DVDに保存する」と「DVDプレーヤーで再生する」は別
当時、式場から受け取ったDVD作成の案内には、DVD-Rを使い、DVD-Video形式、画面比率16:9で作るよう明記されていました。また、DVD-Videoへ変換するオーサリングソフトが必要とも書かれていました。Macの標準機能で動画ファイルをデータとしてDVDに保存できても、そのまま式場のDVDプレーヤーで再生できるとは限りません。
動画ファイルをDVDプレーヤーで再生できる構成に変換する作業を「オーサリング」と呼びます。式場の案内には無料のオーサリングソフトも紹介されていましたが、私は最終的に有料のVideoByteを使いました。なお、ディスクを入れたときの自動再生は、DVDの構成や再生機器の設定にも左右されます。
私の場合、最終的にVideoByteのDVD作成ソフトで用意したディスクは式場で再生できました。ただし、当時うまくいかなかった原因がオーサリング不足だったとまでは断定できません。
DVD作成ソフトを買うつもりが、リッピングを買ってしまった
DVD作成ソフトとして選んだのは「VideoByte」。聞いたことがないメーカーだったので、正直なところ本当に使えるのか少し心配でした。
そして、ここで買い間違えました。動画ファイルからDVDを作りたいのに、最初に買ってしまったのは「VideoByte DVD リッピング(Mac)」の月額プラン。後から必要だった「VideoByte DVD 作成(Mac)」も購入しました。
製品名は似ていますが、やることは逆です。DVD作成は「動画ファイル → 再生用DVD」、DVDリッピングは「DVD → 動画ファイル」。今回はDVDから動画を取り出す必要はありませんでした。
購入前に、入力するものと完成するものを見ておけば避けられた失敗です。DVD関連の製品だからといって、どれを買っても同じではないんですよね。
完成したDVDは、式場の事前試写で問題なく再生できた
不安だったVideoByteですが、正しいDVD作成ソフトは使えました。式場近くのカフェでDVDを焼き終え、完成したディスクをそのまま式場スタッフに手渡しました。持ち込んだオープニングムービーとプロフィールムービーは、両方とも会場の機材で正常に再生できました。
式場から届いた試写結果では、2本とも「DVD-Video形式」で、文字切れも音飛びもなしとのこと。自分のMacで再生できるかどうかだけで判断せず、実際に使う会場の機材で確認できた点が重要でした。
当時の細かな設定画面や操作手順までは残していないため、この記事を再現手順の説明にはしません。それでも、式場指定のDVDを作って試写まで通せた、というのは私自身の結果としてお伝えできます。
返金されなかった3,278円。ソフト代は合計6,996円に
2025年3月の購入記録を見直すと、間違えて買った「DVDリッピング」は3,278円、買い直した「DVD作成」は3,718円でした。つまり、実際に支払ったソフト代は合計6,996円です。外付けドライブ「LDR-PWA8U3CVWH」の購入金額は記録が残っていませんが、メーカー公式の現在の定価は8,580円(税込)。一方、2024年発売時の標準価格は6,079円(税込)でした。どちらも私が店頭で支払った金額を示すものではありません。
誤購入に気づいた当日にサポートへ返金を依頼しました。しかし、技術的な不具合が確認できないことを理由に返金は認められず、代わりに別製品への変更を提案されました。必要だったDVD作成ソフトはすでに買っていたので、別の製品をもらっても使い道がありません。
3,278円なら仕方ないかと思い、それ以上の返金交渉はせずにあきらめました。ただし月額プランを放置したくなかったため、両方の自動更新停止を依頼。翌日には、2つとも解約処理が完了し、翌月以降の請求はないという返信を受けました。
これは当時の私の購入・問い合わせ結果です。すべての人が返金を受けられないという意味ではなく、返金条件や解約方法は現在の公式案内で確認してください。
そして結婚式が終わってから、DVD作成ソフトを使う機会は一度もありませんでした。結果的に、ほぼ一回きりの用途のために、ドライブまで買いそろえたことになります。
自作とDVD作成代行、料金だけでは決められない
当時は自分でDVDを焼いた経験があったので、誰かに任せるという発想はありませんでした。それに、自分で作れば「今日はDVDを作る日」と決めて一気に作業できます。依頼先を調べたり、式場の指定を一から説明したりしなくていいのは、自作してよかったところです。
2026年10月時点の公式掲載例では、「ディスクル」はDVD1枚2,200円(税込・送料無料)、「ムビサポ」はDVD作成代行3,780円(税込・送料込み)です。いずれも動画ファイルから再生用DVDを作るサービスで、基本料金と対応条件は異なります。
現在のドライブ定価8,580円を使って計算すると、買い間違えがなければDVD作成ソフト3,718円と合わせて12,298円。実際に買ったソフト2本の6,996円を加えると15,576円になります。DVD-R代は別で、これは2025年に私が実際に払った総額ではなく、ドライブだけ現在の定価に置き換えた参考額です。一方、代行のディスクルは「1ディスクにつき1動画データ」なので、私のように2本なら掲載基本料金は4,400円。ムビサポも2本の収録方法に応じた総額確認が必要です。費用の比較だけでなく、データの受け渡しや作り直しの自由度、納期も踏まえて考えたいところです。
代行には、動画データをどう送るかという問題もあります。ディスクルは注文時に動画を直接アップロード、ムビサポはギガファイル便などのファイル転送サービスで送る方式です。どちらも動画データの上限を4GBと案内しています。動画が大きい場合は、ファイル形式や容量の確認、アップロードの時間も考える必要があります。外部に動画を預けることやBGMの権利関係も、依頼前に確認したいところです。
さらに、式場指定の自動再生、メニュー、画面比率などを業者に伝え、仕上がりが違ったときにやり直せるか、式場での試写に間に合うかも気になります。ディスクルは注文確定後の動画差し替え・購入者都合のキャンセルを受け付けないと案内しています。発送が早くても、手元に届くまでの日数や修正の余裕は別です。自作には機材をそろえる手間がありましたが、自分の予定でまとめて作業でき、問題があればその場で試し直せる良さがありました。
式場提出用のDVDを作る前に、確認したいこと
自作するにしても代行するにしても、式場の再生条件を最初に確認しておきたいところです。私が受け取った案内にはDVD-R・DVD-Video形式・16:9の指定があり、自動再生も求められていました。式場によって指定は違う可能性があるので、例えば次のような点を確認します。
- ディスクはDVD-R指定か。DVD-Video形式やNTSC方式、ファイナライズは必要か。
- 再生はディスクを入れてすぐ始まる必要があるか。メニュー画面の有無は指定されているか。
- 映像の画面比率は16:9か4:3か。文字が端で切れないか、前後の黒画面は必要か。
- 何本の動画を何枚に分けるか。提出期限・事前試写の日程・修正時の再提出方法、代行ならデータの送付方法も確認する。
ほかの式場の公開案内には、DVD-R・DVD-Video形式、ファイナライズ、前後に黒画面を入れることまで指定している例もあります。ただし、これは私が利用した式場の全条件を示すものではありません。必ず自分の式場の案内を優先してください。
Macで自作するなら、買う前にこの順番で
まず、Macで書き込める外付けDVDドライブとディスクを用意できるか確認します。次に、DVD-Videoを作成できるソフトや方法を調べ、無料体験できる場合は使えるか試します。「DVD作成」「DVDリッピング」「DVDコピー」は名前が似ていても別物なので、購入ページでは入力・出力を確認します。
最後に、作成したディスクをDVDプレーヤーなどで確認し、できれば式場で事前試写してもらうこと。私は実際に試写結果の連絡を受け、文字切れや音飛びがないことまで確認できました。月額ソフトを使う場合は、自動更新が残っていないかも忘れずに確認します。
まとめ:DVDを焼けるだけでなく、式場で再生できることが大事
今回は、ネットカフェでDVDを作れず、家電量販店で外付けドライブを買い、式場近くのカフェでMacを開いてDVDを作りました。完成したディスクをスタッフへ手渡し、無事に式場の事前試写を通過。一方で、DVD作成ソフトを買い間違えて3,278円を無駄にしてしまいました。
それ以降、DVD作成ソフトは一度も使っていません。それでも、自分の都合で一気に作業できたのはよかったと思っています。費用だけで代行の方が得だとは言い切れません。自作するなら式場の再生条件とソフトの用途を先に確認し、代行するならデータ送付・修正・納期まで含めて考えるのがよさそうです。
参考にした公式案内
ロジテック:LDR-PWA8U3CVシリーズ公式仕様(対応OSと現行定価8,580円) https://www.logitec.co.jp/product-list/odd/dvd/ldrpwa8u3cv/
ロジテック:LDR-PWA8U3CVシリーズ セットアップガイド https://dl.logitec.co.jp/downloadfile/DLfile/LST-M/LDR-PWA8U3CV_SG.pdf
ロジテック:2024年4月発売時の標準価格6,079円 https://www.logitec.co.jp/info/2024_0418/
Apple:Macでディスク作成フォルダを使ってCD・DVDにファイルを書き込む https://support.apple.com/ja-jp/guide/mac-help/mchlp2806/27/mac/27
VideoByte:DVD作成の製品案内 https://videobyte.jp/dvd-creator/
VideoByte:返金ポリシー https://videobyte.jp/refund-policy/
式場の持ち込みDVDの条件例(T&G):https://www.tgn.co.jp/wedding/the-arch/contents-list/yokyotanto/
DVD作成代行の価格例(ディスクル):https://kanade.design/diy/discul
DVD作成代行の価格例(ムビサポ):https://www.mubisapo.com/support/dvd/


