2017年2月、35歳だった私はメンズリゼで「全身脱毛5回コース」を申し込みました。
それから約9年半。2026年9月現在、身体の毛はどうなったのか。
結論から言うと、普通に生えています(笑)。
当時の料金資料では全身脱毛5回が298,800円。約30万円のコースだったので、「今はほとんど生えていません」と言えたら気持ちいいところですが、少なくとも自分はそこまで減りませんでした。
ただし、「何も変わらなかった」とも思っていません。脱毛前の毛量を正確に覚えていないので何%減ったとは言えないものの、全体として少し薄くなった感覚はあります。部位差もあり、胸はかなり残った印象です。ワキも劇的に減ったというより、「少し変わったかも」くらいです。
この記事は、メンズリゼの一般的な口コミや「5回で何%減る」といった記事ではありません。2017年の申込メール、2017〜2018年の予約記録、2022年に再び相談したメール、そして2026年現在の自分の状態を並べて、「全身脱毛5回コースを契約した毛深い男が、約9年後どうなったか」を振り返る長期の答え合わせです。
※脱毛効果には個人差があります。この記事で書く「効いた・残った」は筆者個人の体感です。医療脱毛一般の効果として断定するものではありません。
- 先に結論|5回コースを契約したが、9年後も普通に生えている
- 2017年、35歳で全身脱毛を申し込んだ
- 2017年当時、男性脱毛は今ほど一般的だったのか
- 当時の全身脱毛5回は298,800円だった可能性が高い。ただし実支払額は断定しない
- 全身脱毛といっても、毎回すべてを一度に照射していたわけではない
- 2017年当時、担当者によって「照射の強さ」が違うと感じた
- 数年空いて、2022年にもう一度メンズリゼへ相談した
- そして2026年。約9年後、毛はどうなった?
- 部位差|胸はかなり残った。ワキ・腕・脚も劇的な変化ではない
- 「5回コースで終わる」と考えると、自分の場合は違った
- 「永久脱毛=一生1本も生えない」とは限らない
- 約30万円を9年後の今、どう評価するか
- 2017年と2026年では、料金も市場もかなり変わった
- まとめ|9年前の自分に「5回コースで終わる?」と聞かれたら
先に結論|5回コースを契約したが、9年後も普通に生えている
最初に、2026年現在の結論をまとめます。
- 身体の毛は今も普通に生えている
- ただし、全体として少し薄くなった感覚はある
- ワキも劇的ではなく、「少し変わったかも」くらい
- いちばん残った印象が強いのは胸
- 脱毛前の毛量を正確に覚えていないため、減少率は出せない
- この契約が無意味だったとは思っていない
- 一方で「全身脱毛5回コースを契約すれば、その後ずっとツルツル」を期待していたなら、自分の場合は違った
この「部位によって結果が違った」という点が、9年後に振り返って最も印象に残っています。
2017年、35歳で全身脱毛を申し込んだ
2017年2月12日の申込メールを見ると、当時の自分が選んだ内容はかなりはっきり残っていました。
- メンズリゼ大阪梅田
- 全身脱毛
- 5回コース
- モニター割を希望
- クレジットカード払いを希望
- カウンセリング後、可能なら当日施術まで希望
当時35歳。もともと自分は毛深い方で、身体の毛をまとめて処理したいと考えていました。
ヒゲについては2016年からゴリラクリニックで脱毛を始めていたので、自分の中では「ヒゲはゴリラ、身体はメンズリゼ」という使い分けでした。ヒゲの長期結果はゴリラクリニックでヒゲ脱毛を始めて約10年の記事で別に振り返っています。
2017年3月には大阪梅田院でカウンセリングを受けました。3月3日の来院予約確定メールも残っています。その後、上半身・下半身などに分けて通う形になりました。
なぜメンズリゼを選んだのかという細かい比較までは、9年以上経った今は正確に覚えていません。ただ、当時はメンズリゼ、ゴリラクリニック、湘南美容外科などを調べ、医療脱毛を選んでいました。
2017年当時、男性脱毛は今ほど一般的だったのか
2017年当時の「男性の医療脱毛利用率」を現在と直接比較できる統計は見つからなかったため、「黎明期だった」とは断定しません。近い時期の2018年調査では男性の脱毛サロン利用率は4.5%でしたが、これは医療脱毛ではありません。少なくとも自分の体感では、2017年より2026年の方が男性向け脱毛の広告や料金プランを見る機会は増えています。
当時の全身脱毛5回は298,800円だった可能性が高い。ただし実支払額は断定しない
2017年当時とみられる第三者の料金資料では、メンズリゼの全身脱毛5回は298,800円と掲載されています。モニター割も用意されていました。
そして自分の2017年2月12日の申込メールには、「全身脱毛」「5回コース」「モニター割」「クレジットカード」という内容が残っています。
そのため、298,800円を基準とする全身脱毛5回コースを契約した可能性は高いと考えています。自分の記憶でも「30万円くらいだった」という感覚と大きくはズレません。
ただし、現在までに契約書、領収書、カード利用明細そのものは見つけられていません。そのためこの記事では、「298,800円を確実に支払った」とは書きません。「当時の料金資料では298,800円で、自分も全身5回コースを申し込んでいた」ところまでを確認できた事実とします。
全身脱毛といっても、毎回すべてを一度に照射していたわけではない
9年前の記憶だけだと、「全身脱毛に何回か通った」くらいに曖昧になっています。ところが予約メールを掘ると、上半身・下半身などを分けて通っていたことが分かります。
確認できた予約記録は次の通りです。
- 2017年5月19日:下半身 1回目
- 2017年7月3日:下半身 2回目
- 2017年10月5日:上半身 3回目
- 2017年11月13日:下半身 3回目
- 2018年2月14日:上半身 3回目。ただし胸・腹・背中は4回目
- 2018年7月13日:上半身 4回目。ただし胸・腹・背中は5回目
- 2018年12月18日:下半身 4回目
ここで重要なのは、これは「予約確定メールに残っている回数表記」だということです。予約が確定したことと、その日に実際に施術を完了したことは同じではありません。特に2017年10月と2018年2月は、どちらのメールにも「上半身3回目」と書かれています。
2017年10月の予約が実際には実施されなかったのか、部位ごとの回数管理に事情があったのか。今残っているメールだけでは確定できません。
逆に、胸・腹・背中は2018年2月時点で4回目、2018年7月時点で5回目と記録されています。全身を毎回同じペースで消化していたのではなく、部位ごとに回数がずれていたことは確かです。
2017年当時、担当者によって「照射の強さ」が違うと感じた
自分はもともと毛深い方です。
施術を受けていた当時、担当する人によって痛みや照射の体感がかなり違った記憶があります。同じ部位でも、ある日はしっかり痛いのに、別の日は「本当に照射している?」と思うほど何も感じないことがありました。
さらに印象に残っているのが、施術する側から「出力を上げますか?」と聞かれることがあった点です。自分は毛深い方なので、耐えられる範囲なら強めでお願いした方が変化を感じやすいのではないか、と当時は考えていました。
当時は、ヒゲのように毛が太く密集した部位は痛みが出やすく、皮膚が薄く骨に近い部分も刺激を感じやすい、と説明された記憶があります。現在のメンズリゼも、ヒゲは毛が太く密集していることに加え、皮膚が薄く神経が多く、骨に近い部位は刺激を感じやすいと説明しています。
同時期に受けていたヒゲ脱毛と比べると、体感にはかなり差がありました。ヒゲは初回からかなり痛く、2019年当時の旧記事には「かなり減った」「T字カミソリの逆剃りから電気シェーバーで済むようになった」と残っています。一方、2026年現在はヒゲも普通に生えており、脱毛前からどの程度減ったかは正確には分かりません。身体の方は、痛みがかなり弱い回も多く、2026年現在も腕・脚はほとんど変わっていない感覚で、胸もかなり残っています。
ここでは痛みを効果の証拠とはせず、「当時の施術体感と、その後の結果がヒゲと身体で違った」という比較にとどめます。
当時、女性向け脱毛は「男性より痛みが軽いことが多い」とも聞き、自分は「毛が細い人が多いからなのかな」と理解していました。ただし今は、性別だけでは一般化しません。痛みは毛質・密度・部位・肌・機器・設定でも変わり、女性でも一度で終わるものではなく複数回の施術が前提です。
だから今振り返ると、「当時の身体脱毛は、自分には十分な出力になっていない回もあったのでは?」という疑問はあります。
ただし、これは施術記録に残った出力値を確認したわけではなく、痛みと9年後の状態から振り返った本人の仮説です。痛みが弱ければ必ず出力不足、痛ければ必ず効果が高い、とは言えません。
レーザー脱毛は波長だけでなく、フルエンス(単位面積あたりのエネルギー)、パルス幅、スポット径などの設定が結果に関わります。現在のメンズリゼも低出力では脱毛効果が低下する一方、適切な高出力には施術者の技術が必要と説明しています。
もう一つ気になるのが、2017年という時期です。「メンズリゼ」という名称への変更は2016年6月で、自分が申し込んだ2017年2月はブランド変更からまだ1年も経っていません。ただし、リゼグループ自体は2010年から医療脱毛を行っており、大阪梅田院も2015年に開院しています。そのため、「男性脱毛のノウハウが1年分しかなかった」とまでは言えません。
ここは「昔は女性向けだったから出力が弱かった」と事実のようには書かず、「担当者による体感差が大きく、当時の男性向け照射設定が自分に十分だったのかは今も疑問が残る」としておきます。
数年空いて、2022年にもう一度メンズリゼへ相談した
2018年の予約記録から数年空き、2022年になると再びメンズリゼへ相談したメールが残っています。
当時の自分は「以前の照射から時間が経過している」「関西から関東へ引っ越した」と説明し、新宿・渋谷・銀座などで再度相談できないか問い合わせていました。
そして2022年3月26日の予約確定メールには、
- 全身 5回目
- ワキ 4回目
- 胴全体 コース後1回
- 胴全体の追加料金 16,800円
と記載されています。さらに、その前のやり取りで自分は「胸・腹も追加料金で構わないので処理したい」と伝えていました。
このメールを2026年になって見返すと、かなり納得します。今の自分が「一番変化を感じにくかったのは胸」と答えているだけでなく、2022年当時の自分も、わざわざ追加料金を払って胸・腹をもう一度処理しようとしていたからです。現在の記憶と、当時の行動が一致しています。
ただし、2022年3月26日は予約確定メールと直前案内までは確認できましたが、「その日に実際に施術を完了した」と確認できる記録は見つかっていません。自分の記憶では、この日は銀座院へ行ったと思いますが、客観的な記録としては「その内容で予約していた」ところまでにしておきます。
そして2026年。約9年後、毛はどうなった?
普通に生えています(笑)。
約30万円規模のコースだったので、できれば「9年後もほぼツルツルです」と書きたいところですが、自分の身体はそうなっていません。
一方で、「まったく変わらなかった」とも感じていません。もともと毛深かったこともあり、全体としては少し薄くなったかもしれない、というのが一番正直な表現です。
難しいのは、9年以上前の脱毛前の毛量を正確には覚えていないことです。当時と同じ条件の写真も、今回Google Driveを探した範囲では見つけられませんでした。そのため、「50%減った」「今は何本残っている」といった定量的な比較はできません。
部位差|胸はかなり残った。ワキ・腕・脚も劇的な変化ではない
部位別に見ても、どこかだけ劇的に減ったという感覚はありません。
ワキは、以前は「一番変わったかも」と思っていた部位ですが、改めて言うと微妙です。毛がゼロになったわけではなく、「少し減ったかもしれない」くらいです。むしろ、ワキ毛を処理するようになってから、ワキのニオイが少し気になりにくくなった気もします。ただし、これは完全に自分の感覚で、医療脱毛との因果関係は分かりません。
逆に、一番変化を感じにくかったのは胸です。胸毛は今も普通にあります。しかも2022年の自分が「追加料金でも胸・腹を処理したい」と連絡していたので、当時から物足りなさを感じていた可能性が高いです。
ここまで残っているなら、2026年の今、胸だけもう一度試してみるのは少し興味があります。施術前の写真と、使用機種・設定を可能な範囲で記録して比較すれば、この9年後の記事の続編としても検証できます。
ただし、ここから「ワキは医療脱毛が効きやすい」「胸は効きにくい」と一般化するつもりはありません。これは、毛深い自分が、当時の回数・機器・出力・間隔で受けた結果として感じている部位差です。
腕と脚は、見た目としてはほとんど変わっていない感覚です。強いて言えば「ほんの少し減ったかも?」くらいで、9年前と比べて明確に薄くなったと言い切れるほどではありません。腹・背中については、そこまで明確な記憶がないので無理に評価しません。
「5回コースで終わる」と考えると、自分の場合は違った
「メンズリゼの5回で足りるのか」は、今も検索されている疑問です。
メンズリゼ自身も2026年現在、公式サイトで「何回で終えられるのか断言できない」と説明しています。毛量・毛質や、どの程度まで薄くしたいかによって必要な回数が変わるという考え方です。
5回コースを契約した自分の9年後だけを答えにするなら、「その後ずっと身体の毛を気にしなくて済む?」と聞かれたら、答えはノーです。少なくとも自分は、そこまでは減りませんでした。
ただし、それは「この契約が無意味だった」という意味でもありません。全体として「ほんの少し薄くなったかも」と感じる部分はあります。
「5回コースなら脱毛が完了するか」ではなく、「5回を一つの目安として、どの状態を目指すのか」と考えた方が、自分の体験には近いです。
「永久脱毛=一生1本も生えない」とは限らない
ここは自分の体験と医学的な言葉を分けておきます。
米FDAの医療機器文書では「permanent hair reduction(永久的な減毛)」を、治療終了後6か月、9か月、12か月の時点で測定した、再び生える毛の本数の長期的・安定的な減少と定義しています。これは日本の制度上の定義そのものではありませんが、「永久」という言葉が必ずしも「一生1本も生えない」を意味しないことを理解する材料にはなります。
また厚生労働省は、強力なレーザー等を毛根部分に照射し、毛乳頭などを破壊する脱毛行為を医行為として扱っています。
つまり、2026年の自分に毛が生えていることだけを理由に、「医療脱毛は永久ではない」「効果がなかった」と一般化するのも違います。
この記事で言えるのは、あくまで「自分は2017年に全身脱毛5回コースを申し込み、約9年後には普通に体毛が生えている。ただし部位によっては変化も残っている」という事実と体感です。
約30万円を9年後の今、どう評価するか
当時の料金資料で約30万円。9年後も普通に毛が生えているなら、「失敗だったのか」と聞かれるかもしれません。
自分の答えは、単純な失敗ではありません。
もし当時の自分が「30万円近く払えば、その後一生ほぼ身体の毛を処理しなくていい」と期待していたなら、その期待には届いていません。一方で、全体としてほんの少し薄くなった感覚はあります。ワキも劇的ではありませんが、多少は変わったかもしれません。
一生ツルツルになる買い物として見ると期待しすぎだった。でも、毛量を減らすための医療脱毛として、まったく意味がなかったわけでもない。
今の自分なら、最初から「5回で終わるか」だけを見ず、どの部位をどの程度減らしたいのか、5回後に追加するとしたらいくらかかるのかまで見て契約します。
2017年と2026年では、料金も市場もかなり変わった
2026年9月25日時点で、メンズリゼ公式サイトの全身脱毛5回は229,800円です。2017年当時とみられる298,800円と比べると表示価格は69,000円低いものの、対象部位や契約条件、キャンペーンなどが異なるため、同じサービスがそのまま安くなったとは言えません。
また、近年は脱毛関連サービスの倒産も起きています。長期コースを契約するなら、料金だけでなく、前払い額や途中で通えなくなった場合の扱いも確認したいところです。これはメンズリゼ固有の話ではなく、脱毛サービス全体で契約時に見ておきたい点です。
まとめ|9年前の自分に「5回コースで終わる?」と聞かれたら
2017年の自分が、「メンズリゼの全身脱毛5回コースを契約すれば、もう身体の毛を気にしなくて済む?」と聞いてきたら、2026年の自分はこう答えます。
少なくとも自分は、そこまでは減らなかった。普通に生えている。腕や脚もほとんど変わっていない感覚だけど、全体としてほんの少し薄くなった気はする。
これが、約9年後に出せる一番正直な答えです。
短期のビフォーアフターなら、もっときれいな結論が出せたかもしれません。でも9年経つと、記憶も薄れ、写真も揃わず、予約記録と施術完了の区別まで必要になります。その代わり、「当時どう契約し、その後何を追加しようとし、今どうなっているか」を長い時間軸で見られます。
医療脱毛を検討している人にとって、「5回直後にどうなるか」だけでなく、「何年も経った本人はどう感じているか」も、判断材料の一つになればと思います。
ヒゲについては、ゴリラクリニックでヒゲ脱毛を始めて約10年で2019年時点と2026年現在を比較しています。身体とは部位もクリニックも違いますが、同じ「長期の答え合わせ」として参考になると思います。
男性美容全体の体験記事は、男性の美容と身だしなみ完全ガイドにもまとめています。

