1. 「なんでこんな顔…」をもう繰り返さないために
運転免許証って、意外と人に見せる機会、ありますよね。レンタカーの受付、旅行の身分証確認、ちょっとした話の流れで「見せてよ」なんて言われたこと、あなたもありませんか?
でも、いざ見せた瞬間に気まずくなる。「なんか…犯罪者みたい」「老けた?」「寝起きか?」そんな写真、なぜか撮れちゃうんですよね。私も過去に何度かやらかしてきました。自分で見ても「なんでこんな顔に?」と首をかしげる始末。
多くの人が「免許写真はひどく写るもの」と思い込み、何の対策もしないまま挑んでしまいます。けれど、それはもったいない。だって実は、ちょっとした準備で見違えるように変わるんです。
2. 実は使える「免許写真の裏技」7選
ここからが本題です。私はこれまで10回以上、免許写真と格闘してきた経験から、ようやく「これでマシになる」法則を見つけました。
✔ 白い服 or 白い小物を使う
白いTシャツやストールなどを使うと、光が顔に反射して、全体が明るく映ります。これはプロの写真家も使う「レフ板効果」に近いもの。白の力、侮れません。
✔ メガネよりコンタクト
普段メガネの私も、当日はコンタクトに変更。反射や歪みのリスクがなく、顔の輪郭が自然に出ます。どうしてもメガネなら、レンズが薄いフレームを選びましょう。
✔ 顎は出しすぎず、引きすぎず
顎を引きすぎると二重顎っぽく、出しすぎると上から睨む印象に。やや自然に伸ばすくらいがちょうどいいです。私は「首を少し長くするイメージ」で調整しています。
✔ 肌ケアは男性もやるべき
当日の朝は洗顔後に化粧水+少量のオイルで肌にツヤを与える。女性はもちろん、男性もやる価値あり。カサカサ肌は「疲れた印象」に直結します。
✔ 軽い表情づくりも忘れずに
笑ってはいけない。でも「完全な無表情」も危険。私は口角をほんの少し上げて、注意されないギリギリのラインで「朗らかさ」を演出しています。
✔ 朝イチを避ける(むくみ対策)
朝一の予約枠だと、むくみや寝癖が残っていたりします。私は前回の「犯罪者顔」は朝9時台だったと反省。今回は午後にして改善しました。
✔ ダイエットも効果アリ(長期戦ですが)
顔が丸いと、それだけで陰影がつきにくく、のっぺりします。私は数キロ落としただけで、免許写真が格段にマシに。美容と健康にもよい副産物です。
3. ゴールド免許は笑っちゃいけない罰ゲーム?
私の今回の更新はゴールド。つまり、講習が短くて済む…どころか、写真撮影から講習、交付までが長かった。
しかも、ゴールド組は“ちゃんとした態度”が求められるのか、撮影時も妙にピリついた空気。緊張と無表情の狭間で「いい写真撮ってくださいね」とは誰も言ってくれません。
というか、「免許写真=笑ってはいけない」って、冷静に考えるとおかしくないですか?
身分証としての厳格さはわかるけど、それと表情の自然さは別の話。
そもそも「笑ってはいけない文化」はどこから来たのでしょう?これが業界内の常識だとしても、私たちにはそれを疑う権利があります。
もちろん、本人確認の精度という視点からすれば、過剰な表情はリスク要因。でも、それって「完全無表情であるべき」理由にはなりませんよね?
ちょっとした笑顔で印象が和らぐなら、それで何が困るのか。むしろ、暗く冷たい印象の身分証が、社会的ストレスを助長していないでしょうか。
終わりに:それでも撮り直しはできない
驚くほどですが、免許写真は基本一発勝負。
撮り直しはできず、ちょっとでも気を抜けば「え、これ誰?」レベルの写真が完成します。
しかも、その写真が証明写真よりも写りが悪いのがまた不思議。
明るさも色味も肌の質感も、全部“盛れてない”。
でも本当に不条理なのは、ゴールド免許の人こそ、この顔写真と5年も付き合わされること。
真面目に運転してきた人間が、最悪な写りで身分証明し続けるこの制度、
どう考えても罰ゲームのターゲットを間違えてると思いませんか?
せめて一回、言わせてほしい。
「……もう一枚だけ、撮り直させてください。」
コメント