(※この記事は2018年5月時点のライザップ体験に基づいています。最新の情報は公式サイトをご確認ください。)
「ライザップは結果にコミットする。」あのCMは衝撃的でしたよね。でも、多くの人が気になるのは、その裏にある「食事制限」の実態ではないでしょうか? 厳しい糖質制限があるって聞くけど、実際どうなの? 効果はあるの? そして、やっぱり気になるのは費用ですよね。
2018年2月から約3ヶ月間、私が実際にライザップのシェイプアップコースを体験しました。このブログでは、申し込みから目標達成、そして終了までの一部始終をデータで公開し、皆さんの疑問や不安に正直にお答えしたいと思います。
初回カウンセリングから、トレーニングの内容、気になる費用、そして何よりも気になる食事制限について、私のリアルな体験を包み隠さずお伝えします。体重や体脂肪率の推移はもちろん、実際に何を食べて、どう食費が変わったのかまで、生データに基づいた情報をお届けします。
もし、このページが突然消えてしまったら…それは、大人の事情があったと思ってください(笑)。
カウンセリングで決めた目標:60kg切りと体脂肪率15%未満
ライザップの初回は、目標体型についてのカウンセリングから始まりました。当時の私は、体重が70kgの大台に迫る勢い。そこで、まずは60kgを切ることを目標に設定しました。
体脂肪率については、トレーナーさんから「15%を切ると体型を維持しやすくなりますよ」というアドバイスがあり、こちらも目標に。果たして、達成できたのでしょうか…?
トレーニング:週2回の筋トレと自主トレ
ライザップのトレーニングは、基本的に週2回、1回50分のマンツーマントレーニングが中心です。これが、想像以上にハード! 初回は本当に全身筋肉痛になりました。
私の場合、週末に趣味の登山に行ったり、途中でスキー旅行に行ったりもしましたが、それ以外は特に運動習慣はありませんでした。ただ、4月に入ってからは、ライザップのトレーニングに加えて、個人的に腹筋などの軽い筋トレも始めました(腹筋20回を2〜3セット程度)。
ライザップの50分間のトレーニングは、本当に「追い込む」という言葉がぴったり。トレーナーさんが常に পাশেで指導してくれるので、正しいフォームで限界まで頑張れます。
気になる費用:入会金+コース料金+プロテイン代
さて、皆さんが最も気になるであろう費用についてです。2018年当時の情報ですが、私が支払ったのは以下の通りです。
- 入会金: 54,000円(紹介制度を利用すれば免除になる場合があります)
- シェイプアップコース(16回): 約320,000円
- 合計: 約374,000円
これに加えて、トレーナーさんからはプロテインなどのサプリメントを強く勧められました。私はプロテイン(30袋入りで約30,000円)だけ購入しましたが、今思えば市販のプロテインでも良かったかもしれません(実際、まだ少し余っています…)。
その他にも、食物繊維が不足しがちな人向けのサプリメントなど、色々なものが提案されます。ここは、ご自身の財布と相談しながら、必要なものだけを選ぶようにしましょう。
【公開】ライザップ期間の体重推移

グラフを見ていただくと分かるように、開始直後は一時的に体重が増加するペースでした。これは、体が変化に慣れていないためかもしれません。しかし、トレーニングと食事管理を続けるうちに、徐々に体重は落ちていきました。
目標の60kgには、なんとかギリギリで到達! ただ、グラフには小さなリバウンドも見られますね。これは、気を抜いて糖質を多めに摂ってしまった時期があったためです。この経験から、食事における糖質コントロールの重要性を痛感しました。
【公開】ライザップ期間の体脂肪率

体脂肪率は、目標の15%には惜しくも届きませんでした。体重が落ちた割には、体脂肪率の減少は緩やかだった印象です。
グラフを見ると、体重と同様に、体脂肪率も摂取した糖質の量によって大きく変動することが分かります。逆に、糖質を意識して抑えるほど、体脂肪率はしっかりと下がっていきました。体脂肪を落とすのは、本当に根気がいると感じました。
【核心】ライザップの食事管理:糖質制限と高タンパク質
ライザップの食事管理の重要なポイントは、糖質制限(完全にゼロではない!)と一定量のタンパク質の摂取です。
具体的には、以下の2つの目標が立てられました。
- 糖質摂取量: 1日あたり50g以下(糖質+炭水化物)
- タンパク質摂取量: 毎食30gを目安に、以下の量を摂取
- 通常時:自分の体重(kg) × 1〜1.5g
- トレーニング当日、翌日:自分の体重(kg) × 1.5〜2g
当時の私の体重は60kg台だったので、通常時は60g〜90gのタンパク質摂取が目安となります。
実際に食事を意識してみると、糖質は炭水化物も含むため、食べられるものがかなり制限されることに気づきます。ご飯、パン、麺類といった主食は完全にアウト。甘いものも当然NGです。そのため、食事はおかずが中心となります。
その他には、ヨーグルトとサラダを積極的に摂るように指導されました。特にサラダは、毎食必ず食べるように勧められました。
【公開】ライザップ期間の食事コントロール状況


このグラフを見ると、4月に入ってから、トレーニング当日と翌日のタンパク質摂取量が少ないことに気づき(トレーナーさんに指摘されました)、意識的に摂取量を増やしているのが分かります。
また、糖質についても、50gという目標に固執するのではなく、可能な限り抑える方が効果的であるということを直前に学び、より意識した食事に変わっています。
カロリー摂取量については、タンパク質と食物繊維を意識して摂るようにすると、どうしても総摂取カロリーが上がってしまうため、調整が難しいと感じました。
【実例】私のライザップ期間中の食事内容
参考までに、当時私が実際に食べていた食事の一例をご紹介します。
<朝食>:スーパー
- ギリシャヨーグルト パルテノ 100g:糖質4.2g、タンパク質9.9g、脂質4.8g
- ローストチキン 100g × 2本:(糖質0.1g、タンパク質9.6g、脂質6.8g)×2
<昼食>:スーパー または コンビニ
以下を組み合わせていました。
- 焼き鳥(塩)60g:糖質1.1g、タンパク質4.9g、脂質4.2g
- 刺身 80g:糖質1g、タンパク質17.6g、脂質0.9g
- 唐揚げ 80g:糖質4g、タンパク質10.3g、脂質16g
- 焼き魚 100g:糖質0.1g、タンパク質22g、脂質4g
- スモークタン 76g:糖質1.6g、タンパク質14.4g、脂質8.1g
- グリーンサラダ 100g:糖質2.5g、タンパク質1.4g、脂質12.9g
<間食(15時ごろ)>
- プロテイン(トレーニング日、次の日):糖質0.9g、タンパク質20g、脂質0.7g
<夕食>:外食(低糖質メニューなどを活用)
- 松屋の低糖質セット:糖質5.2g、タンパク質20.8g、脂質18.7g(生野菜、ソーセージエッグ、焼鮭)
- 吉野家の低糖質セット:糖質2.6g + 0.2g + 1.6g + 3g = 7.4g、タンパク質15.8g + 10.1g + 6.2g + 1g = 33.1g、脂質14.4g + 6g + 10.5g + 0.3g = 31.2g(だしまかず、焼鮭、牛小鉢、サラダ)
- すき家の低糖質セット:糖質1.3g + 0.2g + 5.8g + 5g = 12.3g、タンパク質13g + 6.8g + 1.4g + 8.5g = 29.7g、脂質17.4g + 5.7g + 0.2g + 4.8g = 28.1g(塩さば、温玉、サラダ、冷奴 ※コーンは残すとさらに糖質オフ)
- 定食屋(単品):だし巻き卵、焼き魚、冷奴、ゆで卵などを組み合わせて
このように、外食をする際も、低糖質メニューを選んだり、糖質の多い主食を避けるようにしていました。
【公開】ライザップ期間の食費の推移

グラフを見ていただくと、結構飲みに行っている時期がありますね…(汗)。ただ、食べるもの自体に気をつけていれば、なんとかなるものです。
食費全体としては、やはり食べるものを選ぶようになる分、以前よりは増えました。3月14日〜20日頃は旅行に行っていたため、特に支出が増えています。私のように飲み会が多い場合はあまり参考にならないかもしれませんが、自炊中心であれば、もう少し食費は抑えられるかもしれません。
ちなみに、2月は会社の弁当、3月はセブンイレブン、4月はスーパーで朝食と昼食を購入することが多かったです。夕食は基本的に外食でした。
まとめ:ライザップの食事制限は厳しかった?効果は?
約3ヶ月間のライザップ体験を通して、食事制限は決して楽ではありませんでした。特に、主食や甘いものを制限するのは、最初のうちはかなり辛かったです。しかし、トレーナーさんのサポートや、体重・体脂肪率の変化を実感することで、モチベーションを維持することができました。
効果についてですが、体重は目標を達成できたものの、体脂肪率は惜しくも届きませんでした。 ただ、体組成は確実に変化し、以前よりも体が引き締まったのを実感できました。何よりも、食事における糖質コントロールの重要性を身をもって学べたことは、大きな収穫でした。
費用は決して安くはありませんが、専属のトレーナーがつき、マンツーマンで徹底的にサポートしてくれることを考えると、自己投資と捉えることもできるかもしれません。
この体験談が、ライザップに興味を持っているけれど、食事制限や費用が気になるという方の参考になれば幸いです。もし、あなたが本気で体を変えたいと思っているのであれば、ライザップは一つの有効な選択肢となるでしょう。
(この記事は2018年5月時点の情報です。最新の情報は必ずライザップ公式サイトをご確認ください。)


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