スタバやコンビニでカフェラテを買うことが多いわが家。飲む回数を考えると結構な出費になるので、家でもおいしく作れないかと考えていました。
今回購入したのは、デロンギの全自動コーヒーマシン「マグニフィカ スタート80(ECAM22080GB)」。スターバックスで買ったデカフェ豆を使い、妻にラテマキアートを作ってみたところ、「美味しい。お店の味だ」と言ってくれました。以前試したカプセル式は妻の口に合わなかっただけに、最初の反応は上々でした。
ミルクの泡立ては自動でも、使ったあとの水洗いまではなくなりません。価格も10万円を超えます。実際に使ってみた感想と、手動式をキャンセルしてまでこのモデルにした理由、購入時の費用をまとめました。
スタバとコンビニのカフェラテ代を減らしたかった
夫婦ともにカフェラテが好きで、スターバックスに行くこともあれば、ローソンやセブン‐イレブンで買うこともあります。1杯なら気にならない金額でも、夫婦で何度も買っていると、それなりの出費になります。
家で作れるようになれば節約になるだろうとは思っていました。ただ、安く作れても味が好みでなければ、結局お店で買ってしまいそうです。
そう考えるようになったのには、以前試したカプセル式の経験があります。
もらったカプセル式は、妻の好みに合わなかった
以前、妻の実家で使っていなかったカプセル式のコーヒーメーカーを譲ってもらいました。これで十分なら、新しくマシンを買う必要はありません。
でも、妻の感想はあまりよくありませんでした。手軽に作れるのはいいのですが、味が好みではなかったようで、使い続けることにはなりませんでした。
一度試してみて、手軽さだけでは続かないと分かりました。次は、妻が気に入る味を作れるかどうかも大切にしたいと思いました。
最初に注文したのは手動ミルク式。気づいてキャンセルした
デロンギを探し始めたとき、実は一度、マグニフィカ スタートの手動ミルク式を注文しています。ところが、あとから調べてみると、ミルクは自分で泡立てるタイプでした。
コーヒー豆を挽いて抽出するところは自動でも、カフェラテを飲むたびにミルクを泡立てるのは、思っていた使い方と違います。自分だけならまだしも、夫婦で毎日使うとなると面倒になりそうでした。
そこで、商品が届く前に注文をキャンセル。ミルクまで自動で作ってくれる機種から選び直しました。
候補にしたのはスタート62、スタート80、イーヴォ
比較したポイントは、主にミルクメニューと価格です。
- マグニフィカ スタート62(ECAM22062B):自動ミルクメニューはカプチーノ。ブラック系はカフェ・ジャポーネを搭載。
- マグニフィカ スタート80(ECAM22080GB):カプチーノに加え、ラテマキアートも自動で作れる。ブラック系はスペシャルティを搭載。
- マグニフィカ イーヴォ(ECAM29064XB):カプチーノのほか、入れた牛乳を使い切る「マイラテ」がある。
わが家はミルク入りのコーヒーが目当てなので、ブラックメニューの違いはそれほど重視しませんでした。スタート62のカプチーノでも良いのでは、と迷いましたが、カプチーノはコーヒーとミルクの泡のバランスを楽しむ飲み物。一方、ラテマキアートはミルクの量が多めで、ミルク感のある一杯を飲みたいときに向いています。普段飲むカフェラテに近い感覚で楽しみたかったので、ラテマキアートをワンタッチで作れる80を選びました。イーヴォのマイラテも魅力的でしたが、わが家には80で十分そうでした。
なお、スタート80には「カフェラテ」という名前のボタンはありません。カフェラテ好きなら、ラテマキアートとカプチーノのどちらを普段飲みたいかで考えると選びやすいと思います。ミルクやコーヒーの抽出量は好みに合わせて調整できます。
価格は悩んだ末に楽天で購入
購入前にはAmazon、楽天、ビックカメラを比較しました。Amazonではスタート80が107,000円で出ていて、最初はそちらが安く見えました。ただ、私が見た販売元はデロンギ公式ではありません。一方、楽天はデロンギ公式ショップだったので、購入後のことを考えると安心感がありました。ビックカメラの24回無金利払いにも惹かれましたが、分割払いではポイントの付与条件も変わるため、総額で比べることにしました。
その後、楽天で3,000円引きのクーポンが出ました。私が比較していた条件では、ポイント還元を含めて楽天が一番有利だと判断。しかもデロンギ公式ショップだったので、そこで注文しました。Amazonの販売元が公式でなかったからといって商品に問題があるというわけではありませんが、高額な買い物なので、販売元を確認できる安心感も決め手でした。
商品価格は124,800円、クーポン値引きが3,000円で、実際の支払額は121,800円です。比較中に表示された楽天ポイントは16,289ポイントでした。もしこのポイントが全額付与され、使い切れるなら、実質負担は105,511円。比較時のAmazon価格107,000円より1,489円安い計算になります。ただし、16,289ポイントはクーポン適用前の表示で、最終的な獲得ポイント数は未確定です。Amazonより安くなる条件は、楽天で14,800ポイントを超えて獲得・利用できること。実際の支払額と、ポイントを差し引く『実質価格』は分けて見てください。
楽天ポイントは利用条件や有効期限もあるため、現金と完全に同じではありません。上の金額は購入時の比較で、現在の価格や還元条件とは異なります。
届いてみると、初期設定は意外と何とかなった
届いて箱を開けたときは、付属品や説明書を見て「結構やることがあるな」と思いました。水を入れて空気抜きをしたり、ミルク容器を準備したり。
ただ、説明書を見ながら進めれば、思ったほど難しくはありませんでした。組み立てと最初の準備は、意外とすんなり終わりました。
唯一そのままにしているのが水硬度の設定です。付属の試験紙で使う水を調べ、本体に設定する項目ですが、まだ確認していません。除石灰のお知らせに関係するので、これは後でやっておこうと思っています。
妻が飲んだラテマキアートは「お店の味」
購入後は、スターバックスで買ったデカフェのコーヒー豆を使っています。妻にラテマキアートを作ると、最初の感想は「美味しい。お店の味だ」でした。
カプセル式のときは妻の好みに合わなかったので、今回はうれしかったです。手動ミルク式の注文をやめて選び直したかいがありました。
もうひとつ気に入っているのは、デカフェを使えること。外でカフェラテを何杯も買っていたので、家でも飲む量が増えそうです。普通のコーヒー豆よりカフェインの摂取量を抑えられるなら、追加の一杯も楽しみやすくなります。ただし、デカフェはカフェインゼロではありません。スターバックスは、ディカフェ商品のカフェイン除去率を90%以上と案内しています。
スタバやコンビニと直接飲み比べたわけではありませんが、妻が普段の一杯として気に入ってくれたことは、わが家にとって良い買い物だったと感じる大きな理由です。
自動洗浄は早い。でも洗い物がゼロにはならない
購入前に気になっていたのは、ミルクを使ったあとの片付けです。ミルクを自動で泡立ててくれるのは便利ですが、掃除まで全部やってくれるわけではありません。
実際、自動洗浄はすぐに終わります。ここは思っていたより楽でした。一方、最後に水洗いする作業は残ります。これが毎日続くとどう感じるかは、もう少し使ってみないと分かりません。
ミルクメニューを作ったあとは、ミルクノズルの内部洗浄を行います。これはボタン操作で短時間に終わりますが、1日の使用を終えたときには、ミルクコンテナの部品を外して洗う手間が残ります。牛乳が残る場合の冷蔵保管や、コーヒーかすの処分、水・豆の補充も必要です。自動洗浄だけで片付けが完了するわけではありません。
飲み物を作るのは簡単になりましたが、後片付けまでなくなったわけではありません。手動でミルクを泡立てる手間をなくしたかったわが家には、それでも十分意味があると感じています。
1杯いくらなら、本体代の元が取れる?
味はよかったとして、次に気になるのはお金です。本体代の121,800円は大きな出費なので、外で買っていた分をどのくらい減らせるか計算してみました。
まだ豆や牛乳の使った量を記録していないため、ここからは仮の条件です。
今回はスターバックスのデカフェ豆を使っているので、豆代を安く見積もりすぎない方がよさそうです。例えば、スターバックス公式掲載の「ディカフェ ハウス ブレンド」は250gで1,590円(2026年11月確認)。これを1杯10g使うと、豆代は約64円になります。牛乳を1L300円として150mL使えば45円なので、合わせて約109円です。実際に買った豆の銘柄や、1杯に使う豆・牛乳の量が確定した数字ではなく、比較のための試算です。
仮に自宅の1杯が109円なら、外で300円のカフェラテを買う代わりに作った場合の差額は191円。支払額121,800円を回収するには、約638杯が目安になります。16,289ポイントを仮に全額使えた場合の実質負担105,511円なら、約553杯です。ただし、どちらも購入前に外で買っていた分を実際に置き換えた場合の話。いま会社で飲んでいる170円の商品は、月額固定のサブスクで買っているため、1本置き換えるごとに170円節約できるわけではありません。
この試算には電気代・水道代・洗浄用品や交換部品などの費用は含めていません。豆の使用量や牛乳の量、実際の買い物の減り方でも数字は変わります。単に家で飲む杯数が増えただけなら、その分は『節約できた杯数』には数えないつもりです。
今後は、使った豆と牛乳の量、それまで買っていたコーヒーを何杯置き換えられたかを記録したいと思います。
会社で飲む分は、まだデロンギに切り替えられていない
私が会社で使っているのは、伊藤園の自販機サブスク「CHACOCO」です。月3,300円で最大31本、1日3本まで飲める仕組み。通常170円の無糖カフェラテも対象で、31本使えば1本あたり約106円になります。
安いのは助かるのですが、飲みたいカフェラテが売り切れていることもあります。それに、1日2本飲んでいると15日ほどで31本の枠を使い切ってしまいます。
デロンギで作って会社に持っていけば解決するかも、とは考えています。ただ、まだ水筒を持っていないので、持参は一度も試せていません。会社に冷蔵庫はあるため、ブラックコーヒーを持参し、別に用意した牛乳を職場で冷やしておいて、飲むときに加える方法が候補です。
牛乳入りの飲み物を一般的な保温水筒に長時間入れるのは避けようと思います。また、サブスクを続けたまま数杯を持参に切り替えても、月額3,300円はそのまま。31本飲めた月なら1本あたり約106円で、自宅製の今回の試算109円とほとんど差がありません。もちろん、飲み物の量や味が同じわけではありません。欠品や月後半の不足をどう補うか、サブスクを続けるかは、実際に持参してから考えたいところです。
買って間もない今の感想
使い始めた今の感想としては、手動ミルク式をキャンセルして80にしてよかったと思います。気になっていたミルクメニューの味で妻が満足してくれたので、少なくとも『自宅で飲んでもおいしいか』という心配は小さくなりました。
一方、使ったあとに洗う部品はありますし、会社でのコーヒー代を減らすところまでは進んでいません。安さだけを求めるなら、12万円前後のマシンを買うのが正解とは限らないと思います。
夫婦でミルク入りコーヒーをよく飲み、毎回ミルクを泡立てるのが面倒だと感じるなら、80は候補になると思います。カプチーノで十分なら62もありますし、ブラック中心ならミルク自動式にこだわる必要はありません。最後の部品洗いを避けたい人にも、向かないと思います。
ただ、毎日の洗浄が負担にならないか、コンビニで買う回数が本当に減るかは、もう少し使わないと分かりません。このあたりは今後の使い方も含めて追記したいと思います。
購入前に気になったこと
スタート80に「カフェラテ」ボタンはある?
ありません。自動ミルクメニューはカプチーノとラテマキアートです。わが家で妻が気に入ったのはラテマキアートでした。
デカフェの豆も使える?
使えます。わが家では、スターバックスで買ったデカフェの豆を実際に使っています。妻が気に入ったラテマキアートも、この豆で作りました。カフェインを抑えつつ飲めるのはうれしいところですが、デカフェはカフェインゼロではありません。別の銘柄との飲み比べはこれからです。
水硬度を設定しなくても大丈夫?
抽出はできますが、水硬度は除石灰のお知らせに関わります。付属の試験紙で使う水の硬度を確かめ、必要なら本体の設定を変更します。わが家ではまだ手を付けていないところです。
ミルク容器は毎回分解するの?
飲むたびに全部の部品を分解するということではありません。ミルクメニューの抽出後はノズルの内部洗浄を行い、その日の使用を終えたらミルクコンテナの部品を外して洗います。牛乳を入れたまま保管する場合も冷蔵するなど衛生面に注意し、詳しい洗浄方法は取扱説明書に従ってください。

