「どうせ続かないから」「高すぎるし…」と敬遠されがちなライザップ。私もかつてはその一人でした。しかし、実際に2018年にライザップに2ヶ月通い、60kg切りを達成。そして2025年、自己管理でジム通いをしながら再びダイエット。結果的にまた60kgを切りました。
…が、その道のりは全然違いました。
今回は、「同じ人間が2つの方法で痩せたら何が違うのか?」というテーマで、ライザップと自己流ジムの比較を通して、“読者自身がどちらを選ぶべきか”のヒントを提供します。
体重推移の比較:数字で見る成果の違い
項目 | ライザップ(2018) | 自己流ジム(2025) |
---|---|---|
スタート体重 | 67.15kg(2月) | 66.7kg(2月) |
60kg切り達成 | 4月(約2ヶ月) | 6月(約4ヶ月) |
総減量 | -7.27kg | -6.7kg |


痩せるスピードの違い、その理由
自己流よりもライザップのほうが圧倒的にスピードが早かった。その理由は大きく3つあります。
1. 「人に報告する力」の違い
ライザップでは、トレーナーに日々の体重・食事・運動を専用のアプリで報告する義務がありました。報告するだけでなく、即時にフィードバックが返ってくるため、気が抜けません。これは“面倒”にも思えますが、心理的には「やらなければ」という強制力になります。自己流では「今日はいいか」とサボってしまう日も出てしまい、その差が日々積み重なります。
2. トレーニングの強度と質
ライザップでは、例えば週2回の筋トレで、ベンチプレス40kgやスクワット50kgなど、思い切った負荷をかけてくれました。フォームも逐一修正され、筋肉への刺激も強く、結果的に代謝アップが狙えます。対して自己流では安全第一になりがちで、強度も控えめに。フォームの誤りにも気づきにくく、効率に差が出ていたと感じます。
3. 継続できる設計かどうか
ライザップは短期間に集中する構成なので「短期集中の成功体験」を得やすいですが、終わった後は自分次第。自己流ジムは生活の中に運動を溶け込ませられるかが鍵で、週2回、60〜90分のジム習慣(例:火曜は上半身、木曜は下半身メイン)を確立できたことが成功の要因でした。
リバウンド比較とその要因
どちらのダイエットでも、残念ながらリバウンドは経験しています。
ライザップ後
一気に痩せた反動と、食事制限の緩和で徐々に戻り始めました。アフター契約をしていなかったため、自己管理フェーズに入ったとたん、緊張感が薄れたのです。ライザップ型の短期ダイエットには、明確な”卒業後設計”が求められます。
自己流ジム後
緩やかではあるものの、リバウンドはありました。ですがジム契約を継続していたおかげで、完全に戻ることは避けられました。週2回の運動(主にマシントレ+有酸素。例:チェストプレスやレッグプレス・エアロバイク20分など)を続けることが、抑止力になっていたと感じます。
チェックリスト:あなたに合うのはどちら?
あなたの傾向 | 向いているのは |
---|---|
短期間で結果を出したい | ライザップ型 |
トレーナーに強制されたい | ライザップ型 |
生活に運動を組み込みたい | 自己流ジム型 |
自分のペースでやりたい | 自己流ジム型 |
どちらを選ぶか迷ったら、「お金を払ってでも短期間で確実に痩せたい」のか、「時間がかかっても習慣として根付かせたい」のか、自分の性格とライフスタイルを見つめ直すとヒントが得られるかもしれません。
結論:どちらにもメリットはある
今回の結論としては、**「どちらにもメリットがある。ただし、目的と性格に合った方法を選ぶべし」**です。
ライザップはストイックにやれば短期で結果が出ますが、その分反動や卒業後の維持が課題になります。自己流は成果まで時間はかかるものの、習慣化しやすく、再チャレンジのしやすさも魅力です。
もしこの記事を読んでいるあなたが「今年こそ痩せたい!」と思っているなら、まずは自分のタイプを正直に振り返ってみましょう。
ちなみに私は、この記事を書いている今もまだダイエット継続中です。現在は筋肉量を少しずつ増やしながら、60kg前後をキープすることを目標にしています。
お互いに、無理せず確実に、がんばっていきましょう!
よくある質問(FAQ)
- Qライザップと自己流ジム、どちらが早く痩せられますか?
- A
実体験ベースでは、ライザップの方が短期間で結果が出ました。約2ヶ月で60kgを切ったのに対し、自己流ジムでは約4ヶ月かかりました。短期で結果を求めるならライザップ、じっくり習慣化を目指すなら自己流ジムがおすすめです。
- Q自己流ジムでもライザップのように痩せられますか?
- A
痩せることは可能ですが、自己管理能力と継続力がカギになります。正しい知識と習慣を持ち、週2回以上の運動と食事管理を継続できれば、ライザップに近い効果も期待できます。
- Qライザップの食事管理はどれくらい厳しいの?
- A
ライザップでは糖質制限が基本となっており、トレーナーへの食事報告も必須です。ただし、その分効果は出やすく、短期間での体脂肪減少に大きな影響を与えました。
- Qどちらもリバウンドはしますか?
- A
はい、どちらもリバウンドの可能性はあります。ただし、自己流ジムの場合は契約を継続することで習慣が続きやすく、ライザップ後は「アフター契約」などによる継続的な管理が重要になります。
- Q費用面ではどちらがコスパが良いですか?
- A
初期費用は圧倒的に自己流ジムが安価ですが、ライザップは短期間で結果を出しやすく、食事・運動指導がセットになっている点で「結果に対する投資」とも言えます。費用対効果は目的次第です。
- Q自己流でダイエットに成功するコツは?
- A
成功の秘訣は、「ルーティン化」×「記録」×「無理しない仕組みづくり」です。スケジュールにジムを組み込み、体重記録アプリを使い、モチベ維持の工夫(ウェアのレンタルなど)をすると続きやすくなります。
- Qライザップのトレーニング内容はどんな感じ?
- A
主に筋トレが中心で、週2回50分。ベンチプレス・スクワットなど基礎的なトレーニングを正しいフォームで行い、全身を効率的に鍛えます。トレーナーがマンツーマンでついてくれるため安心感があります。
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