「え、短髪じゃないとダメなんですか?」
そう思ったあなたにこそ、読んでほしい。
■無難な髪型が”無難”ではない時代に
最近、育休中に後任候補の履歴書を何枚も見ているのですが、驚くほど“無難な短髪”ばかり。写真も暗く、白髪混じりで無表情。「これじゃ損してるのでは?」と思うことが多くありました。
一昔前なら、「社会人なら短髪」が“正解”だったかもしれません。でも今の時代、本当にそれでいいのでしょうか?
■まだ“清潔感=短髪”って思ってる?
清潔感=短髪」と思い込んでいる人、多くないですか?でも本当に大事なのは、髪質や手入れ、服装とのトータルバランスです。
短髪でもボサボサなら不潔に見えるし、整えられたミディアムでも爽やかに見える。つまり、「短髪=正解」は思考停止。むしろ、老けて見える原因になっていることもあります。
■業界・社風・平均年齢で変わる髪型の正解
「業界や会社の社風によって、髪型の正解は違う」──これ、意外と見落とされがち。
たとえば私の勤めるIT系企業は平均年齢が40代。短髪&白髪混じりは“普通すぎて埋もれる”。
逆にデザインや広告業界では、髪に“遊び”がある方がむしろ好印象なことも。平均年齢が若い職場では、トレンドを意識した髪型が武器になります。
短髪は安全。でも“アップデートされてない感”がにじみ出るリスクもあるんです。
■私の実体験|髪型を変えたら“若く見える”と言われ始めた
私はツーブロック→センターパート→マッシュと、年齢に合わせて髪型を変えてきました。
白髪も染めるようにしたら、「若く見える」と言われることが増えました。
転職活動時には、証明写真の光源やスキンケアにもこだわった結果、「写真写りがいいですね」と好評をもらえた経験も。
そのときふと思ったのが──「これ、なんかモテそうじゃね?」という感覚(笑)。 いや、もちろん面接用なんですが、自分をちゃんと整えることで“好感度”って全方向的に上がるのかもしれません。
だから今、履歴書に貼られた暗い写真や白髪交じりの短髪を見て、「もったいない」と思ってしまうのです。
■面接・証明写真・転職活動で損しないために
印象を整えるうえで大切なのは、まず“意識すること”。
何も工夫していないと、それだけで損をしてしまいます。
たとえば、証明写真ひとつ取っても差が出ます。
スマホ撮影でも、昼間の自然光を使って明るい壁を背景にし、数回撮り直すだけで、表情や肌の見え方が全然違う。証明写真ボックスよりも、こっちのほうが実は見栄えが良いケースもあります。
髪型についても、美容院で「清潔感のある短髪で」などと曖昧に伝えるのではなく、
「若く見せたい」「第一印象で話しかけやすく思われたい」など“どう見られたいか”を明確に伝えることが重要です。
じゃあ、どんな髪型なら通していいのか?という疑問に対しては──
- たとえば営業職で、年配の顧客が多いなら、きっちり感のある短めスタイル+清潔な服装が安心。
- ベンチャー系・20〜30代中心の職場なら、センターパートやマッシュなど流行りの髪型もむしろ好印象。
- 広告やデザイン職であれば、軽くパーマをかけるなど“こなれ感”が評価される場面もあります。
これらを判断するには:
- その会社の公式サイトや社員インタビューの写真を見ると、雰囲気やドレスコードの参考になります。
- 信頼できる第三者(転職エージェント、先輩、パートナーなど)に相談するのもかなり有効です。
- スマホで何パターンか自分を撮影し、比較して見ることで、客観的に判断しやすくなります。
→ 特に女性の友人・パートナーに見てもらうと、意外なアドバイスがもらえることもあります。
「髪型や見た目で評価されるなんて……」と思う人もいるかもしれません。
でも、面接では数分で印象が決まる世界です。
どう見られるかをコントロールすることは、立派な戦略です。
無理して派手にする必要はありません。
でも、「何も考えずに無難にした結果、損してる人」は本当に多い。
本気で活動しているなら、ここまでやると効果は確実に出ます。
■終章|自分を整えるのは、誰のためでもない
清潔感に“正解”はありません。
誰かに怒られない髪型よりも、自分が「これでいく」と決められる髪型の方が、あなたらしさを伝えてくれます。
見た目は第一印象の9割を決めるとも言われます。だからこそ、髪型で損するのは本当にもったいない。
“あなたは、どんな印象を与えたい?” その答えを探しに、美容室へ行ってみませんか。
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