「今年こそ痩せる!」そう意気込んでジムに入会したものの、何をすれば良いか分からず、結局数回で挫折…そんな経験はありませんか?実は私も、以前はそうでした。自己流でジムに通ってもなかなか成果が出ず、途方に暮れていたんです。
そんな私が一念発起して通ったのが、パーソナルトレーニングジムのライザップでした。決して安くはありませんでしたが、「ダイエットのノウハウを体系的に知りたい」という強い思いから、少し無理をして決断しました。
当時の記事
ライザップで得た「効率的ダイエット」の知識
ライザップでの2ヶ月間は、まさに目から鱗の連続でした。トレーナーさんから食事、トレーニング、モチベーション維持に至るまで、丁寧に指導していただき、これまで自分が間違った認識でダイエットに取り組んでいたことを痛感しました。
特に重要だと感じたのは「食事の管理」と「効率の良い部位の鍛え方」です。
それまで私は、「運動すれば何とかなる」と思っていましたが、トレーナーさんから「摂取カロリーが消費カロリーを上回れば必ず太る」という基本を改めて教わり、食生活を見直すことの重要性を痛感しました。専用のアプリを使って毎日の食事を記録することで、カロリーだけでなく、タンパク質や脂質、炭水化物の摂取バランスまで把握できるようになったのは大きな発見でした。
また、トレーニングに関しては、「とにかく闇雲に鍛えれば良い」と思っていたのですが、筋肉の大きい部位(太ももやお尻、胸や背中など)を優先的に鍛えることで、基礎代謝が上がり、効率よくダイエットを進められるということを学びました。
驚いたのは、糖質を制限することの効果の大きさです。当時はまだ糖質制限という言葉が今ほど一般的ではありませんでしたが、ライザップでは徹底的に糖質をコントロールすることで、目に見えて体重が落ちていくのを実感しました。具体的なアドバイスも非常に役立ちました。例えば、大好きなビールをハイボールに変えたり、白米をサラダや野菜に置き換えたりするだけでも、大きな効果があることを知りました。
ライザップのトレーニング経験と学び
トレーニングでは、正しいフォームがいかに重要かを叩き込まれました。自己流でやっていた時は、なんとなく体を動かしているだけでしたが、トレーナーさんに細かくフォームをチェックしてもらいながらトレーニングすることで、意識していなかった筋肉が使われているのを実感できました。時間が経ってしまい、今はまだ完璧な自信はありませんが、ジムでトレーニングする際は、どこの筋肉に負荷がかかっているかを確認しながら行うように心がけています。触ってみて筋肉が硬くなっていれば、しっかりと負荷がかかっている証拠だと考えています。
目標設定においては、当初は体重ばかりを気にしていましたが、トレーナーさんから「体重よりも体脂肪率が重要」だと教わりました。脂肪が筋肉に変わると、筋肉の方が重いため、ある程度の段階を超えると体重が減りにくくなることがあるそうです。私の場合は、最初の目標として70kgから60kgを切ることを設定し、2ヶ月という期間で無理のない範囲で達成できる計画をトレーナーさんと一緒に立てました。
ライザップでのトレーニングは、最初の数回が本当に辛かったです。特に筋肉痛がひどく、まともに歩けないほどでした。しかし、その痛みを感じることで「効果が出ている」と実感でき、不思議とモチベーションにつながりました(今思えば少しドMかもしれません)。トレーナーさんは、常に励ましてくれ、アプリを通じてのコミュニケーションでもサポートしてくれたので、高い負荷のトレーニングにも安心して取り組めましたし、信頼関係も築けました。
ライザップ卒業後の壁とジム再開
2ヶ月間のプログラムを終え、目標体重を達成できた時は本当に嬉しかったのですが、同時に「この状態を維持できるのだろうか?」という不安もありました。案の定、卒業後しばらくすると徐々にリバウンドしてしまいました。今振り返ると、運動習慣がなくなったことが一番の原因だと思います。その後、登山を始めたこともあり、ある程度運動はしていたのですが、コロナ禍で外出する機会が減ったことで、体重は元に戻ってしまいました。
それから約5年が経ち、今年の頭に、結婚式を控えていたことをきっかけに、再びジムに通い始めました。以前、ライザップで学んだ知識があったことは、私にとって大きなアドバンテージでした。
ジムでの「効率的ダイエット」実践
ジムに通い始めた当初は、ライザップで学んだことを中心に応用しました。まず、体を温めるためにランニングマシンで軽く走り、その後、大きな筋肉を中心に鍛えるメニューを組みました。具体的には、太もも・お尻、肩・胸、背筋・腹筋、腕といった部位を、上半身と下半身で曜日を分けて交互にトレーニングしました。結婚式という明確な目標があったことも、モチベーション維持に大きく役立ちました。
ジムのマシンや設備は、以前にも通っていた経験があったので特に戸惑うことはありませんでした。トレーニングで意識していることは、やはり鍛える部位です。ライザップで学んだ通り、効果の大きい部位を効率よく鍛えることで、基礎代謝を上げ、ダイエット効果を早く出すことを目指しています。
現在のジムは24時間利用できるため、トレーナーが常駐しているわけではありませんが、予約制でアドバイスをもらえる時間もあるので、今後は積極的に活用していきたいと考えています。自宅でのトレーニングはほとんど行っていません。ジムが近いので、仕事帰りなどに気軽に立ち寄れますし、シャワーも浴びられるので、自宅の光熱費節約にもなっています。
食事管理の継続と変化
ライザップでの経験を通して、普段から糖質を控えめにすることは意識するようになりました。とはいえ、白米は大好きなので、完全にやめることはしていません。昼食はお米の量が少ないスーパーのお弁当を選ぶなど、無理のない範囲で調整しています。
食事の記録には、楽天ヘルスケアというアプリを使っています。簡単にカロリーや栄養バランスを確認できるので、とても便利です。外食をする際は、なるべくタンパク質が豊富なメニュー(魚や肉料理など)を選んだり、サラダを多く摂るように心がけています。あまり厳しく制限しすぎるとストレスが溜まってしまうので、たまには好きなものを食べるようにしています。特に、無性に白米が食べたくなる時があるので、そういう時は少しだけ食べるようにしています。
食事管理の効果は、自分自身ではあまり意識していませんでしたが、妻からは「痩せて見た目がよくなった」と言われるようになり、嬉しく思っています。ライザップに通ったことで、食事に対する意識が以前よりも高まったのは間違いないと思います。
ジムに通うことを継続するための工夫として、ウェアやシューズなどをレンタルできるプランを選んだことが大きいです。「ウェアを洗濯していないから今日はいいや…」といった、行かない理由を極力排除するようにしました。会社帰りにジムに直行するだけ、というシンプルな仕組みにしたのが良かったと思います。また、妻からの「痩せろ」という熱烈なプレッシャーも、良い意味で効果があったかもしれません(笑)。痩せていくにつれて、妻がとても喜んでくれたのも、モチベーション維持につながりました。
目標の達成度合いは、毎朝体重計に乗り、スマホアプリで記録することで確認しています。右肩下がりの体重と体脂肪率のグラフを見るのが、今の私のモチベーションになっています。SNSのダイエット情報は、今のところあまり参考にしていませんが、もし信頼できる情報源があれば、積極的に取り入れていきたいと思っています。トレーニングを頑張っている仲間を見つけるのも、刺激になりそうですね。
まとめ:ダイエットに悩むあなたへ
今回のジムでのダイエットは、ライザップで得た知識があったからこそ、効率的に、そして無理なく続けることができていると感じています。高額なパーソナルトレーニングでなくても、そこで学んだ正しい知識と、自分に合ったちょっとした工夫があれば、きっと誰でもダイエットを成功させることができるはずです。
もしあなたが、過去にダイエットで失敗した経験があるなら、ぜひ一度、ご自身の食生活やトレーニング方法を見直してみてください。そして、今回私がお伝えした経験が、あなたのダイエットを成功させるための一助となれば幸いです。一緒に、理想の体を目指しましょう!


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