遠方から結婚式に来てもらうとき、ご祝儀を辞退するか、お車代を渡すか。私たちも迷いました。友人約10人、親族約20人を招いた結婚式で、実際に選んだ方法を紹介します。
友人には「交通費や宿泊費を出せないので、ご祝儀はなしで大丈夫」と伝えました。親族については両家の親に相談し、新幹線片道分を目安にお車代を考えました。
全員に同じ対応をしたわけではありません。実際にどう伝え、当日はどうなったのかをまとめます。
遠方ゲストが多く、交通費とご祝儀が悩みだった
私たちが東京で結婚式を挙げたのは2025年春。招待した友人は新郎側・新婦側それぞれ5人ほど、親族はそれぞれ10人ほど。友人と親族を合わせて約30人で、多くの人が遠方から来てくれました。
遠方から来てもらうだけでも、交通費に宿泊費と出費がかさみます。さらにご祝儀までお願いするのは、負担が大きいのではないかと思いました。
一方で、こちらが全員の交通費と宿泊費を負担するのも簡単ではありません。
そこで、友人には「お車代を渡してご祝儀を受け取る」よりも、「交通費と宿泊費は各自で負担してもらい、ご祝儀は辞退する」方法を選びました。
友人にはLINEでご祝儀の辞退を伝えた
友人への案内はLINEグループで行いました。招待状もLINEで送り、その際に交通費や宿泊費はこちらで負担できないことを伝えています。
言い方としては、こんな趣旨でした。
「宿泊費や交通費を出せないから、ご祝儀はなしでいいので、よかったら来てください」
堅苦しい案内文というより、友人たちに事情を率直に伝えた形です。
ネットで調べたご祝儀の目安は1人3万円ほど。交通費や宿泊費に加えてその金額をお願いするのは、負担が大きいと思いました。
ご祝儀の目安はネットで調べていましたが、実際にいくらいただけるかは分かりません。想定と違っても困らないよう、ご祝儀をあてにせず予算を組みました。
もちろん、この方法でも友人の交通費・宿泊費の負担は残ります。招待する側が費用をすべて持つ方法とは違いますが、私たちはこの形にしました。
それでも友人たちが連名でお祝いをくれた
ご祝儀は不要と伝えていたのですが、結婚式当日、受付で友人たちから連名のお祝いをいただきました。
こちらからお願いしたものではありません。負担を減らしたくて辞退したものの、友人たちの気持ちはありがたく受け取りました。
思いがけないお祝いで、うれしかったです。いただいた分については、後の二次会・三次会で友人たちの飲み代を私たちが持つ形でお返ししました。
親族のお車代は片道分を目安に、辞退されたら別のお返しに
親族には、友人とは違い、ご祝儀を辞退せず、お車代を個別に考えることにしました。
新婦は親族と特に仲がよく、早い段階で親に相談していました。一方、新郎が親に相談したのは、お車代の方針を考えた後です。
新婦側の親族からは基本的にお車代を断られ、新郎側は親族によって対応が異なりました。また、新婦側には親を通じて事前に方針を伝えてもらいましたが、新郎側の親族には事前説明をしていませんでした。
お車代を渡す場合は、新幹線代の片道分を目安にしました。結婚式当日は、受付をお願いした親族から渡してもらいました。金額は当時の記憶では1人あたり1万5,000円ほどです。日帰りもできる距離だったので、宿泊費までは負担しませんでした。一方で、親族からのご祝儀は辞退しませんでした。
親族からはご祝儀をいただくことになるだろうと考えていましたが、「お車代はいらない」と言われることも多く、両家のバランスにも悩みました。参加が難しければ無理に来なくてもよいことも伝え、来てくれる人には片道分を目安にお車代を用意しました。
当時は、ご祝儀が3万円程度、新幹線の片道代が1万5,000円程度になると想像していました。ただし、これは私たちの概算で、実際のご祝儀額も交通費も人によって異なります。お車代を渡しても、ゲストにはご祝儀や残りの移動費がかかります。
実際には、車やバスを使って交通費を抑えて来てくれた親族もいれば、宿泊せずに帰った親族もいました。ご祝儀を少なめにしてくれた親族もいます。全員が同じ移動手段や費用負担だったわけではありません。
お車代はいらないと言われた親族には、無理に渡しませんでした。その代わり、当日のお土産とは別に、後日お返しをしました。基本は贈り物にして、直接会える親族には食事をごちそうすることもありました。ご祝儀の金額も親族によって違ったので、いただいた額やお車代を辞退された分を考慮して、お返しの内容を調整しました。
こちらが負担する金額だけでなく、親族の意向も尊重して決めたのはよかったと思います。ただ、新郎側も親を通じるなどしてお車代の方針を事前に伝えておけばよかったです。
私たちの対応を整理すると
| 対象 | ご祝儀 | 交通費・お車代 |
|---|---|---|
| 遠方の友人 | 辞退 | 各自負担 |
| 親族 | 辞退せず | 片道分を目安に個別対応。辞退もあり |
| 近くから来たゲスト | — | 交通費は負担せず |
近くから来た人には交通費なし。受付のお礼は1万円分
近くから来てくれたゲストには、交通費を渡していません。
ただし、受付をお願いした人には、手伝ってもらったお礼として1万円分のApple Gift Card(iTunesカード)を渡しました。
これは交通費の代わりではなく、受付を引き受けてくれたことへのお礼です。私たちは「遠方から来るための費用」と「当日の役割へのお礼」を分けて考えていました。
お車代だけでなく、料理やおもてなしにも奮発した
交通費やご祝儀の扱いだけでなく、結婚式当日に楽しんでもらうことも大切にしました。料理は良いコースを選び、ウェルカムドリンクとデザートビュッフェも追加。ビンゴ大会の景品まで用意しました。
遠方から時間とお金をかけて来てもらうので、食事もイベントも楽しんで帰ってもらえたら、という気持ちがありました。
その分、私たちの出費はかなり膨らみました。ゲストの負担を減らしつつ、おもてなしにも奮発した結果、財布は見事に爆発しました(笑)。
振り返って、同じ対応を選ぶと思う
友人のご祝儀辞退も、親族の意向に合わせたお車代の対応も、今振り返っても基本的には同じ方法を選ぶと思います。
遠方から来てもらう負担をゼロにはできませんでしたが、ご祝儀の分は気にせず来てもらえるようにしたかった。その気持ちを、招待する段階で伝えられたからです。
予算も想定したご祝儀額に左右されないよう準備できたのはよかったと思います。
ただ、友人が各自で交通費・宿泊費を負担する以上、参加しやすさは人によって違います。ご祝儀を辞退すれば十分という話ではありません。
反対に、招待する人数が少なかったり、移動費をこちらで負担できたりするなら、お車代を渡す方が合うケースもあるはずです。
遠方ゲストを招待する前に決めておきたいこと
今回の経験で大事だと思ったのは、招待状を送る前に、費用の扱いを自分たちの中で決めておくことです。
たとえば、ご祝儀を受け取るのか、交通費と宿泊費のどこまでを負担するのか、友人と親族で対応を分けるのか。受付などをお願いする場合は、そのお礼も別に考えておくと整理しやすいと思います。
私たちはLINEで招待状を送る際、友人に「交通費・宿泊費は出せない」「ご祝儀は不要」と一緒に伝えました。
お金の話は言い出しにくいですが、参加する人が交通手段や宿泊先を考える前に伝えておく方が親切だったと思います。
まとめ
私たちの結婚式では、遠方の友人にはご祝儀を辞退し、親族には新幹線片道分を目安にお車代を用意しました。辞退された場合は無理に渡さず、後日別の形でお返しをしました。近くから来て受付をしてくれた人には、別途1万円分のギフトカードでお礼をしています。
ご祝儀の目安は調べつつ、想定と違っても困らないように準備したこともよかったと思います。
遠方ゲストが多い結婚式なら、式場の費用だけでなく、ご祝儀・交通費・宿泊費をどう扱うかも早めに決めておくと、招待するときに迷いにくくなります。
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