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200A・213A・221Aを比較|同じ日経半導体ETFなら結局どれを買う?

日本の半導体株にまとめて投資できるETFとして、私は「200A(NEXT FUNDS 日経半導体株指数連動型上場投信)」を保有しています。

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これまで200Aと2644、282Aなどを比較してきましたが、改めて調べていて気になることがありました。

日経半導体株指数に連動するETF、ほかにもあるやん。

それが213Aと221Aです。

200A、213A、221A。

名前だけ見ると新しいiPhoneの型番みたいですが、いずれも日本の半導体関連株へまとめて投資できるETFです。

だったら、中身がかなり近いなら一番安いETFを買えばいいのか。すでに200Aを持っている私は、213Aや221Aへ乗り換えた方がいいのか。

2026年9月時点のデータで3本を比較してみました。

先に結論を書くと、私は今のところ200Aをそのまま持つつもりです。

ただし、調べる前に思っていたほど「200A一択」でもありませんでした。

  • 最低購入金額なら213A
  • 信託報酬なら221A
  • 純資産総額や売買の厚さなら200A

と、それぞれちゃんと強みがあります。

200A・213A・221Aは何が違う?

まず3本を並べてみます。

200A 213A 221A
運用会社 野村アセットマネジメント アモーヴァ・アセットマネジメント 三菱UFJアセットマネジメント
上場日 2024/6/4 2024/7/12 2024/7/19
対象指数 日経半導体株指数(トータルリターン) 日経半導体株指数 日経半導体株指数
売買単位 1口 10口 10口
信託報酬(税込) 0.165% 0.165%以内 0.154%
2026/9/9終値 4,354円 403.5円 1,143.5円
最低購入額 約4,354円 約4,035円 約11,435円
純資産総額 約1,310億円 約104億円 約102億円
NISA 成長投資枠 成長投資枠 成長投資枠

200Aの公式データはNEXT FUNDS、213Aはアモーヴァ・アセットマネジメントの公表資料を参照しています。

3本とも日経半導体株指数をベースに、日本の半導体関連30銘柄へ投資するETFです。200Aは配当込みの「トータルリターン」指数を対象としている点が213A、221Aとは少し違います。

つまり、投資している世界はかなり近いけれど、ETFという商品の作り方には違いがあるという理解が近そうです。

「200Aは1口だから一番安い」と思ったら違った

比較する前、私は200Aがかなり有利だと思っていました。

理由は売買単位です。

200Aは1口から買える。対して213Aと221Aは10口単位。

普通に考えると、「200Aの方が少額で買えるやん」となります。

ところが2026年9月9日の終値で計算すると、

  • 200A:約4,354円
  • 213A:約4,035円
  • 221A:約11,435円

213Aの方が安いやん。

213Aは10口単位ですが、1口あたり約400円なので、10口買っても約4,000円です。アモーヴァも2026年4月末時点の最低投資額を約3,600円として案内しています。

200Aとの差は数百円なので実用上は大差ありませんが、「1口ETF=一番少額で買える」とは限らないというのは意外でした。

一方221Aは現在なら約1.1万円必要です。それでもETFとしては十分少額ですが、数千円ずつ細かく買いたいなら200Aか213Aの方が使いやすいです。

私は半導体が大きく下がったところで少しずつ買い増すことがあるので、この最低購入金額の小ささは結構重要です。

信託報酬では221Aが一番安い

次はコスト。

200Aと213Aは税込年0.165%。221Aは税込年0.154%です。

では、信託報酬が一番安い221Aを選べばいいのか。

ここは微妙なところです。

200Aと221Aとの差は年0.011%。100万円保有していても、

100万円 × 0.011% = 年110円

です。

1,000万円なら年間1,100円。

もちろん安い方がいいのですが、この程度の差なら私は信託報酬だけでETFを乗り換えようとは思いません。

ETFの場合はコストだけでなく、純資産総額、出来高、売買価格と基準価額の乖離、スプレッド、実際の指数への連動状況なども見たいからです。

200Aが圧倒的なのは純資産総額

そして今回、一番差が大きかったのがここです。

200Aの純資産総額は、2026年9月9日時点で約1,310億円。

一方、213Aは同日時点で約104億円、221Aも9月上旬時点で約102億円です。

200Aだけ桁が違います。

200Aは2026年6月に純資産総額1,000億円を突破しました。

ほぼ同じ時期に上場した半導体ETFでも、資金の集まり方にはかなり差が出ています。

これは私が200Aを選び続ける大きな理由になります。

売買の活発さも200Aが強い

純資産だけではありません。

2026年9月9日の出来高はおおよそ、

  • 200A:約149万口
  • 213A:約72万口
  • 221A:約8万口

でした。

単純に口数だけで比較できるわけではありませんが、200Aはかなり活発に売買されています。

ETFを長期保有するだけなら毎日の出来高をそこまで気にしなくてもよいと思います。

ただ、「今日半導体下がってるから買っとくか」「上がりすぎたから半分売ろう」みたいな使い方をするなら、売買しやすさは無視できません。

私はどちらかというとこちら側です。

投資信託のように毎月機械的に積み立てるというより、相場を見ながらETFを追加することがあります。その意味でも200Aは扱いやすいと感じています。

3本とも同じように見えて、完全に同じではない

ここで注意したいのが、「3本とも日経半導体株指数だから完全に同じ」と考えないことです。

200Aは日経半導体株指数のトータルリターン版を対象指標としています。また、分配金の決算タイミングもそれぞれ違います。

ETF内部でかかる費用や指数への連動状況も完全には一致しません。そのため値動きはかなり近くても、長期間保有すればわずかな差が出る可能性があります。

とはいえ、この3本を比較するうえで最も大きな違いは、構成銘柄そのものより、「どのETFという器を使って半導体株指数を買うか」だと思っています。

半導体企業への投資内容そのものを変えたいなら、200A・213A・221Aの中で悩むより、2644や282Aなど別の指数を対象にしたETFと比較した方が意味があります。

こちらは以前の記事で比較しています。

→ 200A・2644・282Aを比較|私が200Aを選んだ理由

結局どれを選ぶ?

200Aが向いている人

  • 純資産総額を重視したい
  • 売買のしやすさを重視したい
  • 数千円単位で買い増したい
  • 半導体ETFを売買する可能性がある

今から私がもう一度選ぶとしても、現時点では200Aが第一候補です。

213Aが向いている人

  • とにかく少額から始めたい
  • 200A以外の運用会社を選びたい
  • 長期保有中心で出来高の差をそれほど気にしない

今回調べて、一番評価が上がったのは213Aでした。

10口単位という数字だけ見て「買いにくそう」と思っていましたが、現在の最低購入額はむしろ200Aより少し低い。これは完全に見落としていました。

221Aが向いている人

  • 信託報酬を少しでも抑えたい
  • MAXISシリーズを使いたい
  • 1万円程度の最低購入額を気にしない
  • 長期保有を前提にしている

コストだけを見るなら221Aです。

ただ、200Aとの信託報酬差は100万円あたり年間約110円。私はこの差なら、200Aの規模や売買の厚さを取ります。

すでに200Aを持っている私は乗り換える?

乗り換えません。

少なくとも、「221Aの信託報酬が0.011%安い」という理由だけでは動かないです。

仮に100万円分持っていたとして年間約110円。

乗り換えるために売買して、価格を気にして、場合によっては税金まで考えて……。

そこまでやって年間110円。

さすがに私はそのままでいいかなと思いました。

213Aについては最低購入額が安いので、新規で少額から始めるなら十分候補になります。

それでも現在の規模を見る限り、私は200Aを追加購入すると思います。

ただし「200Aだから安全」ではない

ここは別問題です。

200Aは30銘柄に分散されていますが、半導体という1テーマに集中したETFです。

市場全体へ広く分散するオルカンやTOPIXとは性格がまったく違います。半導体がまとめて売られれば普通に大きく下がります。

そして私は半導体個別株でも過去に、

買値5万円

一時11万円

3万9,000円で売却

という、美しい逆テンバガー未遂みたいなことをやっています。

なので私自身、半導体については「上がると思うから全力」ではなく、ETFを使って個別株より少し事故率を下げながら持つくらいの位置づけです。

ETFにしたからといって、半導体相場そのものの値動きが穏やかになるわけではありません。

まとめ:私は200A継続。でも213Aも意外と悪くない

今回、200A・213A・221Aを比較してみた結果はこうなりました。

  • 少額投資:213A
  • 信託報酬:221A
  • 規模・売買のしやすさ:200A

そして総合的には、私は200Aを選びます。

特に純資産総額が約1,300億円まで成長している点は大きいです。

一方で今回の比較で意外だったのは213A。10口単位なので勝手に「200Aより買いにくい」と思っていましたが、現在なら約4,000円で買えます。

同じ指数ならどれでもいい、ではなかった。

でも、信託報酬が0.01%安いから絶対こっち、というほど単純でもなかった。

ETFを比較するときは中身だけではなく、コスト、最低購入金額、純資産総額、流動性まで見て、自分の買い方に合ったものを選ぶ。

少なくとも私は、当面200Aを買い増す方針でいきます。


※本記事は特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。ETFには価格変動などによる元本割れのリスクがあります。投資判断はご自身でお願いいたします。記載した価格・純資産総額等は2026年9月時点の情報であり、変動します。

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