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毎月分配型なのにランキング8位!?『世界のベスト』を本気で調べたら、侮れなかった件

「世界のベスト」ファンドを象徴する地球儀と企業ロゴ、分配金を受け取る投資家風キャラクターのイメージ お金と投資
世界中の有名企業に分散投資しつつ、毎月分配金も狙える「世界のベスト」ファンドを本音レビュー!

はじめに:毎月分配型=古い?でも…

「毎月分配型ファンドって、もう時代遅れじゃないの?」

NISAやインデックス投資が当たり前になった今、そんな印象を持つ人も多いはず。僕自身、つみたてNISAはS&P500やオルカンに全振りしていて、毎月分配型は「資産が育たない」「分配金で元本削られる」みたいなマイナスイメージを持っていました。

でもある日、Twitterで流れてきた投稿で気になって調べてみたのがこのファンド、

毎月分配型の「インベスコ 世界厳選株式オープン(為替ヘッジなし)<世界のベスト>」が、まさかの 買付金額ランキング8位!?

という情報。

勢いで試しに50万円を一括投資。その後、積立も設定しました。まだ保有して1ヶ月ほどですが、リアルな体験とあわせて、今日はこのファンドを徹底的に深掘りしてみます。


ファンド概要:インベスコ 世界のベストとは?

正式名称は、インベスコ 世界厳選株式オープン(毎月決算型・為替ヘッジなし)。通称「世界のベスト」。

  • 毎月分配型(分配金あり)
  • 為替ヘッジなし(ドル建て資産がそのまま為替影響を受ける)
  • 投資対象は世界中の大型株(主に米国+英国)
  • 信託報酬:年1.68%(ちょい高めだけど分配重視型としては普通)
  • 組入上位:31 Group、Microsoft、Rolls-Royce など(意外と英国株多め)

楽天・SBIなどのネット証券で購入可能で、特定口座 or 一般口座(NISAは非推奨)


なぜランキング上位?人気の3つの理由

1. 毎月1万円前後の分配金が安定して出る(表面利回りは約19.7%!?)

僕の場合、約40万円程度の保有で、毎月の分配金が約7,000円前後ありました。普通分配が出る月もあり、課税されるけど「利益が出た」という証でもあります。

ただし注意点もあり、最初は「分配金うれしい!」と思っていたものの、 よく見ると実は利益ではなく「元手を取り崩して渡してるだけ(=特別分配)」のこともあり、ちょっと不安に。

ちなみに、直近の基準価額が9,139円、毎月の分配金が150円(1万口あたり)とすると、 表面利回り(年間1,800円 ÷ 9,139円)はなんと 約19.7% にもなります。

ただしもちろんこれは「見かけ上」の話で、 運用益から出る普通分配金だけならまだしも、特別分配が多いと実際のトータルリターンはそこまで高くありません。

このあたりの違いは、

  • 普通分配金:利益から出ていて課税されるが、運用がうまくいっている証拠
  • 特別分配金(元本払戻金):運用益ではなく、元本の一部が戻ってきているだけ(課税なし)

と理解しておくと、「分配金の意味」がより実感できると思います。

2. 再投資すればS&P500並の成績になる可能性も

分配金をそのまま受け取ると資産はほぼ横ばい。でも!

実は「分配金を自動再投資」すれば、トータルリターンはS&P500に匹敵する水準まで伸びているというデータも。

「分配型=損」というのは誤解で、「分配金の扱い方次第」というのがリアルな姿です。

さらにこのファンドの場合、「特別分配によって基準価額が下がる → 再投資すると“安く買い増しできる”」という構造も働きます。

この“分配で基準価格が下がる → その価格で再分配を受けて再投資 → 安く買い増しできる”というのは、想像以上に効果が高い可能性があります。

分配のたびに基準価額が下がるのはデメリットでもありますが、同時に再投資勢にとっては「単価が下がる=口数が多く買える」という好循環にもなりうるため、戦略的に見ると意外と悪くない仕組みなんです。

僕もいまは再投資設定にしていて、NISA枠で運用しているS&P500とは別枠の「キャッシュフロー型ファンド」として扱っています。

3. ドル建て資産としての役割も担える

為替ヘッジなしなので、円安が進むと評価額が増えやすい。 今はあまりそこにメリットを感じていませんが、「外貨資産を直接買うよりは気軽」という意味では初心者向けのドル資産構築手段にもなるかもしれません。


注意点とデメリットも正直に書いておく

  • 特別分配(元本払い戻し)の月がある
    • これが続くと「実質の利益がないまま資産が目減りする」可能性も
  • 信託報酬は1.68%とインデックスよりは高い
  • NISAに入れると非課税枠が減る(分配されるたびに枠消費)

また、つみたてNISAのような「非課税で複利を効かせる投資」とは構造が異なるため、 NISAに入れてしまうと「せっかくの非課税枠が分配金で毎月削られていく」という事態になります。

(NISA非対応なので問題ないと思いますが)

信用取引の代用有価証券に使えるという観点では、個別株派の自分には意外と使い道もあります。


僕の結論:このファンド、悪くない。むしろ“使い方次第”でアリ。

投資信託は基本的に「放置」してるタイプですが、このファンドは分配型で“配当株的な雰囲気”があり、ちょっとテンション上がる感があります(笑)

  • 分配金をNISA口座に移して再投資すれば税効率◎
  • 「生活費の補助」「暴落時の現金プール」にも使える
  • S&P500とはまた違った“配当もらえる感覚”が得られて楽しい

株をやってる感が欲しい人、優待や配当が好きな人には「ちょっとスパイス的に入れてみる」ファンドとしておすすめできます。

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